ここ明石での備えは 「南海トラフ大地震」と「台風」が大きな問題になると思われる。
地震について
マグニチュードは地震が発するエネルギーの大きさ(規模、力・強さ)を表し、震度は地震が起きた時のわたしたちが生活している場所での揺れの強さを表わす。東日本大震災はマグニチュード9で最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7、阪神淡路大震災はマグニチュード7.3で震度は7と言われている。恥ずかしながらこの違いも知らなかったな~(汗)
必ず発生する南海トラフ地震
今後30年以内の南海トラフ地震の発生確率は80%
マグニチュード8クラスで最悪の場合、死者が32万人以上に達する可能性
果たして、大阪万博にカジノ場の建設、関西国際空港などは想定済みなんだろうか?
人の心配より「自分の命は自分で守る」というのがこの講義のテーマだったけど・・・!
被害を最小限にくい止めるためには、「市民(自助)」「地域(共助)」「行政(公助)」のそれぞれが連携することが大切。
自助・共助・公助の救助割合・・・7:2:1
兵庫県南部地震で家屋の下敷きになるなどし、救助された人の95% が自力あるいは家族、
近隣住民に助け出された。
これは実体験した人からよく聞いたね。
講義の内容がたくさんあったので、とてもここには書ききれないが・・・、「3秒・3分・3時間・3日」という話もあった。
・3秒・・・まず落ち着いて身の安全を確保する事。パニックになると危険。
・3分・・・地震がおさまったら可能な限り火災を防ぐ方策をとる。(ガスの元栓を締める、ブレーカーを落とす。) 近隣の助け合いスタート。
・3時間・・・3時間以内に避難所(安全な場所)に避難する。(家族で予めどこに避難するか決めておく。)一時集合場所を活用し、優先順位を確認して救出活動を行う。
・3日・・・「被災したら3日分の備えを」。公的な支援が受けられるまでは自前の備えでしのぐしかない。被災したら不便は如何ともし難い!
何よりもペットボトル等の「水」の確保の大切さを説かれていた。東日本大震災にもいち早く救援活動に向かわれた宮内先生の話にはとても説得力を感じた。
阪神淡路大震災から24年も経つと防災意識が薄れて来ていましたが、お陰さまで今一度、身の回りから見直さなければと再認識致しました。お忙しい中、誠に有難うございました。