M87ブラックホールの影をとらえた画像=国立天文台など国際チーム提供
どうも科学に弱い小父さんは「ブッラクホール」って何?とずっと思っていた。天文学チームの連携プレイで写真が撮れたと報じられても???こんな感じ。テレビの番組も三つくらい録画しているが、腰を据えて見るファイトも起こらない(笑)。ファイトと科学は関係なさそうだが、この「なるほドリ」でチョッピリ分かったような気になった(笑)。そろそろ録画のテレビも見なくっちゃー!
ブラックホールどんな天体? ビー玉大で地球の重さ 光も吸い込む重力=回答・須田桃子
毎日新聞 2019年4月17日 東京朝刊
なるほドリ ブラックホールが初めて撮影されたんだってね。どんなものなの?
記者 物質(ぶっしつ)がギューッと詰まった、ものすごく密度(みつど)が高く、重い天体(てんたい)です。もしビー玉一つほどの大きさのブラックホールがあったとすると、その重さはなんと地球と同じです。重いほど重力が強いので、周囲の物質はもちろん光さえも引きつけ、一度吸い込まれたら最後、二度と脱出できません。アインシュタインの一般相対性理論(いっぱんそうたいせいりろん)で存在が予言され、吸い込むばかりの暗黒の天体なので、英語で「黒い穴」を意味する名前が付きました。
Q 真っ暗なのにどうして撮影できたの。
A 正確に言えば、電波望遠鏡(でんぱぼうえんきょう)がとらえたのはブラックホールの「影」です。ブラックホール自体は光を発しないけれど、周囲に吸い寄せられたガスが超高温に熱せられ、明るく輝きます。でも、ブラックホールに一定の距離まで近付いた光は吸い込まれるので、ブラックホール本体より少し大きい部分が、黒い影として見えるのです。主に、重い星がつぶれてできた比較的(ひかくてき)小さなものと、ほとんどの銀河の中心にある巨大ブラックホールの2種類があると考えられていて、今回撮影されたのは後者です。地球から見て最大級の大きさだったので観測対象(かんそくたいしょう)に選ばれました。
Q 太陽系がある天の川銀河の中心にもあるんでしょう? 地球もいつかは吸い込まれちゃうのかな。
A 一度入ってしまうと外に出ることはできず、その内と外の境界は「事象(じしょう)の地平面(ちへいめん)」と呼ばれます。理論的には、密度が無限大(むげんだい)になる中心の「特異点(とくいてん)」に向かって全てが落ち込んでいくことになります。太陽系は銀河の中心からおよそ2万8000光年(こうねん)も離れているので、吸い込まれる心配はありません。(科学環境部)
どうも科学に弱い小父さんは「ブッラクホール」って何?とずっと思っていた。天文学チームの連携プレイで写真が撮れたと報じられても???こんな感じ。テレビの番組も三つくらい録画しているが、腰を据えて見るファイトも起こらない(笑)。ファイトと科学は関係なさそうだが、この「なるほドリ」でチョッピリ分かったような気になった(笑)。そろそろ録画のテレビも見なくっちゃー!
ブラックホールどんな天体? ビー玉大で地球の重さ 光も吸い込む重力=回答・須田桃子
毎日新聞 2019年4月17日 東京朝刊
なるほドリ ブラックホールが初めて撮影されたんだってね。どんなものなの?
記者 物質(ぶっしつ)がギューッと詰まった、ものすごく密度(みつど)が高く、重い天体(てんたい)です。もしビー玉一つほどの大きさのブラックホールがあったとすると、その重さはなんと地球と同じです。重いほど重力が強いので、周囲の物質はもちろん光さえも引きつけ、一度吸い込まれたら最後、二度と脱出できません。アインシュタインの一般相対性理論(いっぱんそうたいせいりろん)で存在が予言され、吸い込むばかりの暗黒の天体なので、英語で「黒い穴」を意味する名前が付きました。
Q 真っ暗なのにどうして撮影できたの。
A 正確に言えば、電波望遠鏡(でんぱぼうえんきょう)がとらえたのはブラックホールの「影」です。ブラックホール自体は光を発しないけれど、周囲に吸い寄せられたガスが超高温に熱せられ、明るく輝きます。でも、ブラックホールに一定の距離まで近付いた光は吸い込まれるので、ブラックホール本体より少し大きい部分が、黒い影として見えるのです。主に、重い星がつぶれてできた比較的(ひかくてき)小さなものと、ほとんどの銀河の中心にある巨大ブラックホールの2種類があると考えられていて、今回撮影されたのは後者です。地球から見て最大級の大きさだったので観測対象(かんそくたいしょう)に選ばれました。
Q 太陽系がある天の川銀河の中心にもあるんでしょう? 地球もいつかは吸い込まれちゃうのかな。
A 一度入ってしまうと外に出ることはできず、その内と外の境界は「事象(じしょう)の地平面(ちへいめん)」と呼ばれます。理論的には、密度が無限大(むげんだい)になる中心の「特異点(とくいてん)」に向かって全てが落ち込んでいくことになります。太陽系は銀河の中心からおよそ2万8000光年(こうねん)も離れているので、吸い込まれる心配はありません。(科学環境部)