変な日本語!そもそも国語の話だったら文部科学省が主体的に決めているのかと思っていたら外務省?そして辞書の使用頻度というのも不思議だね。そもそも「ヴ」という発音は当該外国語でもないんだから今まで国が「ヴ」を使ってた方が、小父さんは可笑しいと思うんだけど・・・。文学の世界とか、その国のニュアンスが伝えたい人だけに任せたら良かったんじゃーないかな!?
wiki検索したら『ヴェニスの商人』はシェイクスピアの喜劇・戯曲で、『ベニスの商人』と記される。と出てきた(笑)。そして旅行会社はベニス観光なんて呼ばなくってヴェネツィアもしくはベネチア観光と言うよね~。日本語を学ぶ外国人には益々難しそう!(笑)。国会の本会議で決めるというのも手間だね~。
“世界の国名から「ヴ」が消える” 変更法案が衆院で可決
NHK NEWSWEB 2019年3月19日 14時31分
外国の名称を外務省などが表記する際、現在2つの国に使われているカタカナの「ウ」に濁点をつける表記を来月から変更する法案が、衆議院本会議で可決されました。
外務省などが使っている外国の名称は、原則「在外公館名称位置給与法」で定められた各国の大使館の名称がもとになっています。
今の国会に提出された法律の改正案は、カリブ海東部の島国「セントクリストファー・ネーヴィス」と、アフリカ西部の島国「カーボヴェルデ」の大使館名の表記のうち、濁点をつけた「ウ」を新年度の来月から「ビ」と「ベ」にそれぞれ変更するというものです。
19日の衆議院本会議では改正案の採決が行われ、全会一致で可決されました。改正案は今月中に成立する見通しです。
現在2つの国名以外には濁点をつけた「ウ」は使われていないため、外務省などの文書からは今月いっぱいでなくなることになります。
河野外相「なじみのある表記に」
河野外務大臣は記者会見で、「一般に使われている名称と違う名称を使うことは、国民に全くメリットがなく、なるべく、なじみのある表記に統一すべきだと思っている。外務省としては、国民に誤解の無いよう、メディアやさまざまな出版物などと合わせて、『これがこの国だ』と理解してもらえるよう努力していきたい」と述べました。
また、河野大臣は、平成15年に多くの国の表記が改められた際のことについて、「かつて外務省はヨルダンにある大使館を『在ジョルダン日本国大使館』、イギリスにある大使館を『在連合王国日本国大使館』などと、あまりに一般的な表記と違う呼び方をしていた。たびたび表記の是正を求めていたが、当時の外務省は頑として受け付けず、私が総務政務官の時に、この法律の閣議請議のりん議を否決したところ、当時の杉浦外務副大臣が『全部直す』と言って表記を直した」と振り返りました。