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映画『武士の一分』

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【出演】木村拓哉 (三村新之丞)、 檀れい (三村加世)、 笹野高史 (徳平) 、 小林稔侍 (樋口作之助)、 赤塚真人 (山崎兵太) 、 綾田俊樹 (滝川勘十郎)、 近藤公園 (加賀山嘉右衛門)、 岡本信人 (波多野東吾)、 左時枝 (滝川つね)、 大地康雄 (玄斎)、 緒形拳 (木部孫八郎)、 桃井かおり (波多野以寧)、 坂東三津五郎 (島田藤弥)

【スタッフ】 監督 山田洋次 、脚本 山田洋次 、平松恵美子 、山本一郎 、原作 藤沢周平


 いやーよかったよかった!。BSプレミアムの録画を観たが、『男はつらいよ』の寅さんシリーズを撮り続けた山田洋次監督のコミカルな表現が随所に入っていて、涙ももちろんありで下級武士とは何か?そのプライドは?そして夫婦の情もありで久しぶりにテレビ映画を楽しんだ。

 この作品は映画館で観て2度目ばかりだと思っていて、このブログを検索すると、たぶん2007年の1月1日に映画館で観た時は、 「期待はずれ」 と記している。勝手に大きな感動を求めて出掛けたのだろう。確かに大スペクタクルではない。

 そしてこの年の年末の12月30日にもうテレビ放映をやっていた。ここでは、小父さん、いやにこの映画のこと誉めたたえている(笑)。自分ながら勝手なものだ。

 山田洋次監督の時代劇三部作で『たそがれ清兵衛』に 『隠し剣 鬼の爪』 共々、幕末の東北の小さな藩が舞台でその方言が何ともいい。また、三部作すべてにスターと名優を揃えているね。

 山田洋次監督が映画『おとうと』を撮る時に吉永小百合さんが話していたが、直々に出演依頼の手紙をいただいたとのこと。名画を撮る時は名優やスターを集めるのもきっと監督の腕だと思った。


  


  
 

今日の毎日の朝刊コラムから「東京の美術系大学に通う18歳の女子大生がレコードデビューした▲歌謡曲が幅を利かせていた当時、歌だけでなく作詞から作曲、編曲、楽器演奏までひとりでこなすのは珍しいことだった。だが、記念すべき初シングル「返事はいらない」が注目を集めることはなく、売り上げも散々だったという▲以来、立ち止まることなく走り続け、今年デビュー40周年を迎えた。枯渇(こかつ)しないかに思える才能について本人がテレビで語っていた。「母乳と一緒で出さないと体に悪いって言うし、出し続けていかないと罰があたる」。名言だ▲70年代から80年代にかけて青春時代を過ごした当方も「母乳」を分けてもらった。「緑の町に舞い降りて」で盛岡をMORIOKAとつづり、その響きがロシア語のようだという着眼に驚き、「サーフ天国、スキー天国」は前奏を耳にするだけで体が揺れる▲時代を経ても色あせない楽曲を生み出してきたユーミンこと松任谷由実さん。来年1月6日まで開催の写真展にプロデューサーの秋元康(あきもとやすし)さんは「ユーミンは、読みかけの恋愛小説」というメッセージを寄せている。40周年は通過点。そう、幕はまだ下りないのだ。」


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