冨永先生からはJICAのシニアボランテイアで2005年から2年間、1819年にスペインから独立した、南アメリカへの玄関口の国、コロンビアに赴任された時の話を、超真面目にかつユーモアを交えて面白くお話していただいた。私的にはなんと現在赤穂の高齢者大学受講生としても通っておられるとのこと。
興味深かったのは首都ボゴタ(644万人)は、標高2,600mの大盆地(南北約500km、東西約100km)に位置し、平均年齢は約24歳。人口の68% が35歳未満の大変若い国(少子高齢化の日本とは大違い)。平均寿命:66.8歳(1980)→ 72歳(2000)だそう。
赤道が国の南部を横切っているので、土地の高度とバランスして、都市部では平均温度が20℃前後で快適な気候で、四季がないだとか(従って木には年輪がない)。
① 中央部の温暖な渓谷 ・ コーヒの栽培 ② 熱帯のカリブ海沿岸 ・ 大規模な牧草地③ パナマと接する地方 ・ バナの生産地 ④ アンデス山系の東部 ・ 広大な草原 (無人 ) ⑤ 南部・東のアマゾン川上流 ・ 熱帯雨林
コロンビア政府軍と左翼ゲリラの内戦は半世紀続き、殺人、誘拐、麻薬、強盗、南米で最も大きい貧富の格差、高い失業率があるというのに
「現在の生活満足度」の国際比較度では(2005 ~06 年世界価値観調査結果 年世界価値観調査結果 )・・・10点満点
1位 コロンビア 8.3、2位 メイキシコ 8.2、3位 グァテマラ 8.0、4位 ニュージーランド 7.9、5位 フィンランド 7.8 で日本は15位 7.0 なんだとか!
理由 1: ストレ発散の祭りが多い 2:自然が多い 3:家族の絆が強い ・・・ものごとをいい方にいい方に考える傾向を感じた。
新年の お祭りで、中南米のコーヒ ーの女王コンテストが開催され、 年初めの 10 日余りの 間は大変な賑わい 。 クリスマシーズンの 職場懇親会では、朝10 時から夕方 7時まで 延々とし て9時間 、飲んで食べて歌っ踊会話を楽しみ、 夜のクリスマパーティ では、翌朝の 4時半ころまで 踊りを楽しんだとのこ。 とにかく 一生懸命 に遊ぶエネルギーは大変なもので日本と は大違い!
コロンビアの 国旗は横三色で、上から黄(幅下二2倍)、 倍)、 青色赤。 黄色は新大陸の豊富な鉱物資源、青を結ぶ西洋と 黄色は新大陸の豊富な鉱物資源、青を結ぶ西洋と 空、赤色は旧宗主国スペイン(革命で流された血) を意味する。
文化 :インカやマヤ文明に劣らぬ高度な化。優秀金の細工(鋳造・ :インカやマヤ文明に劣らぬ高度な化。優秀金の細工(鋳造・打出し・溶接)技術が見られる。黄金博物館に 上の写真ような 黄金 製 の品々が 36,000点展示されている。
カルタヘナのサン カルタヘナのサン カルタヘナのサン ・フェリペ城塞 ・フェリペ城塞 ・フェリペ城塞
17 ~18 世紀の植民地時代旧市街 世紀の植民地時代旧市街 世紀の植民地時代旧市街 世紀の植民地時代旧市街
ボテロの彫刻と ボテロの彫刻と ボテロの彫刻と 観光客の公園内風景 観光客の公園内風景 観光客の公園内風景。胸を触るとご利益があるらしく白く光っていた。
まだまだ、政治腐敗のこと、内戦の終結をさせたサントス大統領がノーベル平和賞を受けたこと、経済のこと、天候不順な中での土木工事、中小企業の品質管理指導ほか全く知らなかったこの国の話をたくさん聞くことができた。冨永先生貴重なお話を誠にありがとうございました。
今日も訪問 ありがとうございます。
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