毎日新聞 2012年12月20日 大阪夕刊
単身赴任暮らしの拙宅に、仕事仲間が来てくれた。鍋を囲んだ宴たけなわ、恋愛談議が始まった。
「女の人は『上書き保存』ですよねえ」(男性)。「でも私は『名前を付けて保存』よ。男の人みたいだけど」(女性)。
パソコンのファイルを上書きするように、それまでの恋愛データが消去される「上書き保存」。度重なる恋愛は、更新また更新されていく。一方、過ぎ去りし日々の思い出を消去せず、そっと胸にしまっておくのが「名前を付けて保存」。ファイルの数は人それぞれだろう。なるほど、未練がましい男性からすれば、女性陣の恋愛更新の仕方は強く、しなやかで、あっぱれと言うほかない。
でもね。島倉千代子さんも歌っているではないか。♪男もいろいろ 女だっていろいろ……って。時代遅れのおじさんで、日進月歩のパソコン操作にも無知なくせにと言われそうだが。
みんな帰った。静かな夜は1人鍋でもつつくとするか。古いファイルから、あの人の後ろ姿や別れ際の言葉を取り出した。「サヨナラ。またいつか」。「またいつか」だけファイルに戻した。【桑田潔】
なるほど、「女々しい」って男によく言うね。企業にとっても「それまでの恋愛データが消去される『上書き保存』」型の猛烈社員が望まれるだろう。ところが、ところが実社会で猛々しく戦っている男の中の男みたいな人に、意外と『名前を付けて保存』型の未練がましい人には見せない男の姿をいくつか見てきた。所詮、外観がどう見えるかだけで人ってそんなに差はないのじゃーないかな?
ん?コラムを書かれた桑田潔さん「『サヨナラ。またいつか』。『またいつか』だけファイルに戻した。」って自分の浮気を新聞誌上で公開しているわけ?(笑)。それともフィクションかな?
前歯のない子のクリスマス (All I Want for Christmas Is My Two Front Teeth)
All I want for Christmas
Is my two front teeth
My two front teeth
Just my two front teeth
Gee, if I could only have
My two front teeth
Then I could wish you Merry Christmas
It seems so long since I could say,
"Sister Suzy sitting on a thistle"
Gosh, oh gee
How happy I'd be
If I could only "whithle"
All I want for Christmas
Is my two front teeth
My two front teeth
Just my two front teeth
Gee, if I could only have my two front teeth
Then I could wish you Merry Christmas
All I want for Christmas
Is my two front teeth
My two front teeth
Just my two front teeth
Gee, I if I could only have my two front teeth
Then I could wish you Merry Christmas
Santa Claus and his reindeer
Used to bring me lots of toys and candy
But now when I try to call their names
None of them can understand me
All I want for Christmas
Is my two front teeth
My two front teeth
Just my two front teeth
Gee, if I could only have my two front teeth
Then I could wish you Merry Christmas
Then I could wish you Merry Christmas
Then I could wish you merry Christmas
私がこのクリスマスにほしいのは二本の前歯
二本の前歯、見て私の前歯
ねぇ神様、もし私に前歯があったら
クリスマスをお祝いできるのに
「姉(妹)のスージーがアザミの上に座ってる」
(Sister Susie Sitting on a Thistle)
って言えたのは、だいぶ前のことだったと思えるわ
ほんとうにね、神様
もし口笛が吹けたなら、とっても嬉しくなるのに!
(全部をもう一度くりかえし)
私がこのクリスマスにほしいのは二本の前歯
二本の前歯、見て私の前歯
ねぇ神様、もし私に前歯があったら
クリスマスをお祝いできるのに
そう、クリスマスをお祝いできるわ
クリスマスをお祝いできないわけないわ!
メリークリスマス!
口笛を吹こうとするところと、そのすぐ後に歌うのが出遅れてしまうところが可愛らしいです。
英語では、歯の間で舌を噛んで発音する言葉があるので
前歯が二本一緒にはえかわってしまうと、大変なんですね。
アメリカ人は日本人よりも歯並びにうるさいイメージがあったのですが
発音に関係してくるからというのも理由の一つなのかもしれません。
訳詞と説明は ポソッとひとり言から転載させていただいた。
子供の歌って楽しい。ところがこの歌、アメリカで1944年に発表され、フランキー堺やハナ肇とクレイジーキャッツに影響を与えたスパイク・ジョーンズが1948年にが吹き込み、ビルボードのポップチャートで1位を記録したとある。クリスマスの歌は、山のようにあるね。
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