4K・8Kのチャンネルと視聴方法
小父さん的には、全く興味がなかったが、今初めて4K・8Kの意味が分かった!(笑)。そう言えば、カラーテレビ時代に突入したのは1964年の東京オリンピック時だっけ!?さあ、2020年のオリンピックにこの4Kちゃら8Kのテレビが家庭に入るだろうか?映画なんかは、超高精細映像がいいに決まっているが、今やスマホやYouTubeでテレビを観る若い世代もいるわけだろう。
まあ、そんな日本ってやっぱり平和で豊かなんだね。小父さん的には年中フリーズするPCの新しいのも欲しいし、テレビの中で旅行する超高精細映像も観たいけど、すべては我が家の大蔵省兼総理府の決定に従わざるをえないな!(笑)
NHK放送局まで足を運んで視聴してくださいなんて言っているけど、街頭テレビ (昔はこんなだった) みたいな設備をしてくれないかな~?(笑)
毎日新聞 2018年11月26日 東京朝刊
BSや110度CSを利用した超高精細映像4K・8Kの実用放送が12月1日午前10時に始まります。その映像は色彩や明暗の表現力が増し、人の視覚に限りなく近づくため、目の前で起こっているような立体感まで感じることができます。どんな番組が楽しめるようになるのでしょうか?
◆これまでと何が変わるの?
画素数が増えて鮮明な映像に
なるほドリ 「4K」「8K」って何なの?
記者 テレビは画面を構成する微小な粒子(画素)が発色し、映像や文字を表現しています。画面の横の長辺に並んだ画素の数が、現行の主なテレビ放送(フルハイビジョン)は1920ですが、4Kは3840、8Kは7680に増えます。それぞれほぼ2000、4000、8000なので数字の1000を意味する「K」を使って「2K」「4K」「8K」と呼んでいます。
Q 画素数が増えるといいことがあるの?
A 画素が多いほど、きめ細かい映像を映し出せます。画面全体の画素数は4Kが2Kの4倍、8Kが16倍に。記者も4K・8Kテレビの映像を見ましたが、大きい画面になるほど「美しい」という表現が似合うと感じました。
Q そんなにいいの?
A 今のハイビジョン放送は人間が見える色の範囲の全てを表現できていませんでした。4K・8Kは描写できる色の範囲が広がり、リアルな色を再現できます。さらに、その場にいるかのような立体的な音を実現。8Kの22・2マルチチャンネル音響はライブ会場のベストポジションで聴いている感覚を味わえます。
Q 今のBSやCSチャンネルが4Kに変わるの?
A いいえ、放送中のチャンネルはそのままで、新たに4KはNHKと民放局の16チャンネルが、8KはNHKだけが世界で初めて放送を始めます。。例えば、NHKは放送中の「BS1」「BSプレミアム」に、「BS4K」「BS8K」を加えた4チャンネル体制になります。BS日テレは2019年12月に、WOWOWは20年12月に、4K放送を開始する予定です。
Q どんな番組が始まるんだろう?
A 放送開始の1日はNHKが4Kで南極から生中継を実施。特殊機材を駆使し生き物の姿をダイナミックに届けるとしています。8Kは世界最高峰のオーケストラの名演などを放送。民放も紀行番組やドラマを4Kで用意しています。
◆普及するのかな?
「2020年に5割視聴」目標多難
Q 僕の家のテレビで見られるのかな?
A 恐らく新しく4K・8Kテレビか、専用チューナーなどを買う必要があります。4Kを映す性能を持つ「4K対応テレビ」はすでに市場に出ていましたが、放送を視聴するには別に4Kチューナーが必要です。
一方、受信可能なチューナーを内蔵した「4K(8K)テレビ」は今夏8KはNHKだけが世界で初めて放送を始めます以降、次第に種類が増えてきたところです。また電波を従来の方法で送信するチャンネルと、新しい方法で送信するチャンネルが混在するため、「4K・8K対応アンテナ」への買い替えや、ブースター、分配器など屋内設備の改修が必要になる場合もあります。
Q 4Kテレビは高そうだね。
A 家電量販店のビックカメラによると、4Kテレビは50インチ前後で15万~20万円の製品が人気。4K対応テレビは50インチ前後で10万~15万円の製品が売れており、チューナーは3万円程度。8Kテレビはシャープから約80万円の製品が発売されたばかりです。
Q 普及しそうなの?
A 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)の調査では、9月時点で4K放送を「ぜひ視聴したい」「まあ視聴したい」人は合わせて39・9%。放送の開始が近づいても、2月時の40%からほぼ横ばいで関心は高まっていません。また、4Kテレビや対応テレビを持っている人も9月時点で6%にとどまりました。国は、東京五輪・パラリンピックがある20年に「BSやCS、IPテレビなど全てを含め、全国の世帯の約50%で視聴されることを目指す」との目標を掲げていますが、達成は容易ではなさそうです。
Q じゃ、どうするの?
A NHKの木田幸紀放送総局長は今月21日の記者会見で「映像を体験してもらう、見てもらうのが一番強い」と、実用放送開始後の普及に自信をのぞかせます。ただ、NHKは4K・8K用に制作した番組が多いですが、民放はCMスポンサーの関心が低いため、従来の2K番組を4Kに変換して放送する時間が大半で、その魅力を十分発揮しているとは言えません。
ある民放テレビ局の幹部は、4Kについて「2Kチャンネルの『オプション』という側面もある。受信機材が複雑で、4Kテレビを買おうというモチベーションにつながるのか疑問だ」と懸念します。民放も4Kの制作番組の比率を少しずつ高めたいとしていますが、視聴者が少ない放送に多くの制作費を割くわけにもいかず、苦しいかじ取りが続きそうです。(東京学芸部)/グラフィック・大谷紬
掲載テーマを募集しています。〒100-8051毎日新聞「なるほドリ」係
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小父さん的には、全く興味がなかったが、今初めて4K・8Kの意味が分かった!(笑)。そう言えば、カラーテレビ時代に突入したのは1964年の東京オリンピック時だっけ!?さあ、2020年のオリンピックにこの4Kちゃら8Kのテレビが家庭に入るだろうか?映画なんかは、超高精細映像がいいに決まっているが、今やスマホやYouTubeでテレビを観る若い世代もいるわけだろう。
まあ、そんな日本ってやっぱり平和で豊かなんだね。小父さん的には年中フリーズするPCの新しいのも欲しいし、テレビの中で旅行する超高精細映像も観たいけど、すべては我が家の大蔵省兼総理府の決定に従わざるをえないな!(笑)
NHK放送局まで足を運んで視聴してくださいなんて言っているけど、街頭テレビ (昔はこんなだった) みたいな設備をしてくれないかな~?(笑)
毎日新聞 2018年11月26日 東京朝刊
BSや110度CSを利用した超高精細映像4K・8Kの実用放送が12月1日午前10時に始まります。その映像は色彩や明暗の表現力が増し、人の視覚に限りなく近づくため、目の前で起こっているような立体感まで感じることができます。どんな番組が楽しめるようになるのでしょうか?
◆これまでと何が変わるの?
画素数が増えて鮮明な映像に
なるほドリ 「4K」「8K」って何なの?
記者 テレビは画面を構成する微小な粒子(画素)が発色し、映像や文字を表現しています。画面の横の長辺に並んだ画素の数が、現行の主なテレビ放送(フルハイビジョン)は1920ですが、4Kは3840、8Kは7680に増えます。それぞれほぼ2000、4000、8000なので数字の1000を意味する「K」を使って「2K」「4K」「8K」と呼んでいます。
Q 画素数が増えるといいことがあるの?
A 画素が多いほど、きめ細かい映像を映し出せます。画面全体の画素数は4Kが2Kの4倍、8Kが16倍に。記者も4K・8Kテレビの映像を見ましたが、大きい画面になるほど「美しい」という表現が似合うと感じました。
Q そんなにいいの?
A 今のハイビジョン放送は人間が見える色の範囲の全てを表現できていませんでした。4K・8Kは描写できる色の範囲が広がり、リアルな色を再現できます。さらに、その場にいるかのような立体的な音を実現。8Kの22・2マルチチャンネル音響はライブ会場のベストポジションで聴いている感覚を味わえます。
Q 今のBSやCSチャンネルが4Kに変わるの?
A いいえ、放送中のチャンネルはそのままで、新たに4KはNHKと民放局の16チャンネルが、8KはNHKだけが世界で初めて放送を始めます。。例えば、NHKは放送中の「BS1」「BSプレミアム」に、「BS4K」「BS8K」を加えた4チャンネル体制になります。BS日テレは2019年12月に、WOWOWは20年12月に、4K放送を開始する予定です。
Q どんな番組が始まるんだろう?
A 放送開始の1日はNHKが4Kで南極から生中継を実施。特殊機材を駆使し生き物の姿をダイナミックに届けるとしています。8Kは世界最高峰のオーケストラの名演などを放送。民放も紀行番組やドラマを4Kで用意しています。
◆普及するのかな?
「2020年に5割視聴」目標多難
Q 僕の家のテレビで見られるのかな?
A 恐らく新しく4K・8Kテレビか、専用チューナーなどを買う必要があります。4Kを映す性能を持つ「4K対応テレビ」はすでに市場に出ていましたが、放送を視聴するには別に4Kチューナーが必要です。
一方、受信可能なチューナーを内蔵した「4K(8K)テレビ」は今夏8KはNHKだけが世界で初めて放送を始めます以降、次第に種類が増えてきたところです。また電波を従来の方法で送信するチャンネルと、新しい方法で送信するチャンネルが混在するため、「4K・8K対応アンテナ」への買い替えや、ブースター、分配器など屋内設備の改修が必要になる場合もあります。
Q 4Kテレビは高そうだね。
A 家電量販店のビックカメラによると、4Kテレビは50インチ前後で15万~20万円の製品が人気。4K対応テレビは50インチ前後で10万~15万円の製品が売れており、チューナーは3万円程度。8Kテレビはシャープから約80万円の製品が発売されたばかりです。
Q 普及しそうなの?
A 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)の調査では、9月時点で4K放送を「ぜひ視聴したい」「まあ視聴したい」人は合わせて39・9%。放送の開始が近づいても、2月時の40%からほぼ横ばいで関心は高まっていません。また、4Kテレビや対応テレビを持っている人も9月時点で6%にとどまりました。国は、東京五輪・パラリンピックがある20年に「BSやCS、IPテレビなど全てを含め、全国の世帯の約50%で視聴されることを目指す」との目標を掲げていますが、達成は容易ではなさそうです。
Q じゃ、どうするの?
A NHKの木田幸紀放送総局長は今月21日の記者会見で「映像を体験してもらう、見てもらうのが一番強い」と、実用放送開始後の普及に自信をのぞかせます。ただ、NHKは4K・8K用に制作した番組が多いですが、民放はCMスポンサーの関心が低いため、従来の2K番組を4Kに変換して放送する時間が大半で、その魅力を十分発揮しているとは言えません。
ある民放テレビ局の幹部は、4Kについて「2Kチャンネルの『オプション』という側面もある。受信機材が複雑で、4Kテレビを買おうというモチベーションにつながるのか疑問だ」と懸念します。民放も4Kの制作番組の比率を少しずつ高めたいとしていますが、視聴者が少ない放送に多くの制作費を割くわけにもいかず、苦しいかじ取りが続きそうです。(東京学芸部)/グラフィック・大谷紬
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