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いやはや、とてつもないど偉い人がいたもんだ。どのくらい凄いかって織田信長か?坂本竜馬か?、はたまた聖徳太子か?(笑)、いや読みながらまるでフィクションのように思えた。小父さんは、たまたまIDEMITSUでガソリンを給油している。また故郷福岡県には北九州と博多の間に宗像大社(むなかたたいしゃ)というとても大きな神社がある。ここが主人公の出光佐三が手を入れたことは聞いていた。かつ、小父さんの通った高校の理事長も出光佐三さんがやられていた。入学式と卒業式には訓示を受けたはずなんだが、顔以外は覚えていない(笑)。こんなにも凄い大きな人だったとはついぞ知らなかった。
ここではどんな本だったか中身が濃すぎては語れないが、次回にガソリンスタンドに行く時は故出光佐三さんに心の中で最敬礼すると思う。日本を創って来たリーダーには人間離れした人たちがいたんだということを又知った。こんな人が、現在の日本のトップに立っていたなら日本丸(=日章丸)はずんずん前へ進むだろうに・・・。
以下はamazon.co.jpから抜粋した。
内容紹介
「ならん、ひとりの馘首もならん!」--異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。そのうえ大手石油会社から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは--出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション・ノベル、『永遠の0』の作者・百田尚樹氏畢生の大作その前編。
出光興産の創業者・出光佐三氏
【著者コメント】
二年前のある日、テレビ関係の友人と雑談している時、「日章丸事件って知ってる?」と訊かれました。知らないと答える私に、彼女が概要を説明してくれたのですが、それは俄かには信じられない事件でした。いまだ戦争の痛手から立ち直れないでいた昭和28年、「七人の魔女」と呼ばれる強大な力を持つ国際石油メジャーと大英帝国を敵に回して、堂々と渡り合い、世界をあっと言わせた「日章丸」というタンカーがあったというのです。
興味を抱いた私は早速調べてみましたが、事件の全貌を知るにつれ、驚愕すると同時に震えが止まらなくなりました。そこには現代の日本人が忘れかけている「勇気」「誇り」「闘志」そして「義」の心を持った男たちの姿があったからです。しかしそれ以上に私を驚かせたことがありました。それは、そんな男たちを率いた一人の気骨ある経営者の人生です。その九十五年の生涯はまさしく凄絶としか言いようのないものでした。
――なんという凄い男がいたんや!
私は「この男を書きたい!」と心から思いました。いや――書かねばならない!この素晴らしい男を一人でも多くの日本人に知ってもらいたい!それが作家としての使命だ。
気が付けば、取り憑かれたようにワープロに向かっていました。小説家になって六年、執筆しながらこれほどの充実感を覚えたことはありません。
この作品は「小説」という形を取っていますが、登場人物はすべて実在しました。そしてここに描かれた出来事は本当にあったことです。この奇跡のような英雄たちの物語が、一人でも多くの日本人に届くことを心から願っています。
著者について
百田 尚樹
1956年大阪生まれ。同志社大学中退。関西の人気番組「探偵! ナイトスクープ」のチーフ構成作家。2006年『永遠の0(ゼロ)』(太田出版)で小説家デビュー。『ボックス』(同)、『風の中のマリア』(講談社)、『モンスター』(幻冬舎)、『リング』(PHP研究所)、『影法師』、『錨を上げよ』(以上講談社)など著書多数。『永遠の0』は、講談社文庫から刊行され100万部を突破、山崎貴監督、主演・岡田准一で映画化、2013年公開予定。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
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