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美しい楽譜に出合った / 毎日新聞

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 「東京ハッスルコピー」 のサイトから 

 へーっ、そんなことがあったのか。楽譜のことピースって言ってたっけ。ギターを触ってた頃、福岡のヤマハ楽器店に何回か買いに行ったことがある。と言っても和音のコードしか見てはいないのだが。♪イパネマの娘なんか購入してきて手も足もでなかったな~。

 コラムはオーケストラの楽譜のことのようだが、手書きだと正に匠(たくみ)の技でしょう!一人が写譜したら精巧なコピーでも駄目だからそうするんだろうね!

 ああ、今度生まれて来たら五線譜が読めて、せめて英会話くらい出来るような教育を受けたいな。えっ、今からでも遅くないと言ったってもう情熱が残っておりません(笑) 


憂楽帳  手仕事のぬくもり
毎日新聞 2018年3月8日 東京夕刊
 美しい楽譜に出合った。五線譜の平面の世界から、音符が目の前に浮かび上がり、やがて躍り出す。

 「音楽が聞こえてきそうでしょう。コンピューターで書いた楽譜だと、こうはいかないんですよ」。写譜会社の大手「東京ハッスルコピー」の佐々木通和(みちはる)さん(58)が、仕事場を見せてくれた。写譜とは、作曲家や編曲者が書いた総譜を、各演奏者用に写し替えること。これだけコンピューターが世に浸透してもなお、17人のスタッフがさらさらと手書きで楽譜を写していた。

 写譜に使うペンは少し太め。暗い舞台照明でも読みやすいから。フレーズの途中で譜めくりせずに済むよう、気を配る。指揮者の故岩城宏之さんは、「きれいな写譜は、演奏家が読みやすい。読みやすい写譜は自然で、美しいのだ」(著書「オーケストラの職人たち」)と写譜の職人技を評していた。

 もちろんパソコンで楽譜を作成する機会も増えている。でも、手書きの楽譜にはぬくもりと味わいがある。人工知能(AI)に奪われない、人間にしかできない仕事を見た。【出水奈美】



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