実に久々に本の活字に接した。きっかけは、近所の知人が9月の初めに 槍ヶ岳に登った話と数々の写真を見せてもらったとろだったので、日曜日の高丘コミセンまつりの 高丘文庫のコーナーで、この本が目に止まり手に取った。小父さんは槍ヶ岳は知らないのだが、奥穂高岳には登ったから、下の上高地から横尾山荘まではしっかり歩いたので、この長編山岳推理小説にとても親しみが沸いた。
「著者のことば」(梓林太郎氏)にこうある。
ひと組の男女の熱愛が、結実をみないのはなぜなのか~歩んできた道があまりに平坦でなかったからか、愛する人とめぐり会えたが、二人のあいだを引き裂こうとする邪悪な力がはたらくからか~。・・・・・。
推理小説は小父さんの苦手分野のはずなのだが、一気に読んでしまうね!
槍ヶ岳直下の坊主岩小屋で、恋人に宛てた遺書が発見された。山岳救助隊員・紫門一鬼(しもんいっき)は付近を捜索するが、遺体は発見されず、それらしき人物の失踪届も無い。遺書はいたずらか、それとも……。新聞の記事を見て名乗り出てきた来宮(きのみや)亜綺子の話は、紫門にある重大な疑惑を抱かせた──。孤独な魂と魂を結ぶ愛のかたちを描き切り、胸を打つ傑作!~光文社文庫Kindle版から
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