冒険家の植村直己さんや、田部井淳子さんなんかには驚かされていたけど、南米のアコンカグアに一昨年登った(18歳?)のを皮切りにもう地球全体を制覇した!!!って笑顔で20歳の学生さんが語るか~。
装備はどんどん進化改良はされているんだろうが、どれもこれも命がけだよね。小父さんが高校生くらいだったら憧れるかもしれないけど、娘や孫だっら「行くな~!」って言うんじゃーないだろうか?(笑)。これも時代の移り変わりなんだろう。
次は海だそうだ。それが終わったら宇宙かな?(笑)。呉々も事故を起こさないように頑張って下さい。マッキンリーで遭難した植村直己さんだって細心の準備と注意を払っていたと思うんだが・・・。
最年少20歳で冒険家グランドスラム達成 南谷さんが会見
NHK NEWSWEB(記者会見の動画あり) 4月19日 17時02分
北極点と南極点、それに世界7大陸の最高峰のすべてを制覇する「エクスプローラーズ・グランドスラム」を日本人として初めて達成した20歳の南谷真鈴さんが19日に都内で記者会見を行い、「地球ってなんて美しいんだろうと感じた」と冒険を振り返りました。
「エクスプローラーズ・グランドスラム」を達成したのは早稲田大学の学生で冒険家の南谷真鈴さんです。南谷さんは、おととしの1月からこの記録への挑戦を始め、去年5月に19歳で世界最高峰のエベレストへの登頂に成功するなど、7月までに7大陸の最高峰すべてを日本人最年少で制覇しました。
そして今月には、北緯89度地点から氷河づたいにスキーで120キロ余りを移動し、今月12日に北極点に到達したということです。
これで南谷さんは、日本人として初めて7大陸の最高峰と南極点、それに北極点のすべてを制覇しました。南谷さんの記録達成は史上53人目、20歳での到達は最年少の記録だということです。
18日に帰国した南谷さんは19日、都内で会見を開き、達成の瞬間について、「多くの感動と感激があり、地球ってなんて美しいんだろうと感じました。それと同時に、達成したことでようやく家に帰ってベッドで寝ることができる、というほっとした思いもありました」と振り返りました。
北極点を目指す過程では、氷点下35度の厳しい寒さに見舞われ、最初6人いたグループの中から凍傷や疲れから2人が脱落したということです。また、ホッキョクグマが荷物をあさっていてパニックになることもあったということですが「つらいときもありましたが、自分の今までの熱意があったからこそ前に進ませてくれたと思います」と笑顔で話していました。
そして世界最年少での「エクスプローラーズ・グランドスラム」達成については「記録を狙っていたわけではなく結果的に最年少だったというだけですが、私が記録を達成した姿を見てほかの若い人や学生が前向きになって自分の夢に向かうことにつながればいいと思う」と話していました。
南谷さんは、今後は海での冒険を視野に活動するということです。
7大陸最高峰と制覇時期
南谷さんが制覇した7大陸最高峰とはユーラシア大陸をアジアとヨーロッパに分けたうえでの各大陸の最高峰です。
いちばん最初は南アメリカ大陸、アルゼンチンの6959メートル、「アコンカグア」でおととし1月に登頂しました。
おととし8月にはアフリカ大陸のタンザニアにある5895メートルの「キリマンジャロ」、12月にはオーストラリア大陸の2228メートルの「コジオスコ」に登頂しました。
さらに同じ12月に南極大陸の最高峰、4892メートルの「ビンソンマシフ」に登頂したうえ、続けて翌1月には南極点にも到達しました。
その後、去年3月にヨーロッパ大陸の最高峰、ロシアにある5642メートルの「エルブルス」に登頂しました。
そして、去年5月、アジア大陸の最高峰、ネパールと中国にまたがる8848メートルの世界最高峰で、チョモランマやサガルマタとも呼ばれる「エベレスト」の登頂に成功しました。南谷さんは当時19歳で日本人としては最年少の登頂でした。
さらに去年7月には北アメリカ大陸のアラスカにあり、長くマッキンリーと呼ばれてきた6194メートルの「デナリ」に登頂して7大陸の最高峰を制覇し、「エクスプローラーズ・グランドスラム」に向けては北極点を残すのみとなっていました。
南谷真鈴 公式サイトはこちらMarin Minamiya Official Site: Marin Minamiya