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記事/発信箱:女頼み=福本容子(論説室) 「決め手は女性票」とロムニーさんが頑張りだした

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福本容子(毎日新聞論説委員)  

毎日新聞 2012年10月26日 00時09分

 最初におわびです。前回のこのコラムで、男性のツルツル頭効果について研究したアルバート・マンズ先生の所属するウォートンスクールを米プリンストン大としてしまいましたが、正しくはペンシルベニア大です。本来なら頭を丸めて反省すべきところですが……。ごめんなさい。

 さて、そのペンシルベニアは、女性有権者のオバマ大統領支持が、ロムニー候補を大きく上回る州の一つだ。最近の世論調査では、オバマさんが57%で18ポイントリード。男性の支持率は逆で、43%と11ポイント負けている。なんと29ポイントのギャップ。

  

 全米でも近い傾向だ。ニューヨーク・タイムズ紙によると、主要世論調査の平均でみた男女別の支持率は、女性だとオバマさんが9ポイント高く、男性ではロムニーさんが9ポイント上。通常、軍備より教育や福祉重視の印象の民主党候補が女性に支持され、現職に「もう1期」とチャンスを与えがちなのも女性だとか。今回のオバマさんはその両方あたっている。

 とはいえ超接戦となってきたから「決め手は女性票」とロムニーさんが頑張りだした。ところが……。

 2回目のテレビ討論で女性有権者から「男女間の賃金格差をどうやって是正しますか」と聞かれ、「女性が早く帰宅して夕食を作れる勤務体系が大事」とか、マサチューセッツ州知事時代に女性を積極起用しようと「女性(の人材情報)満載のバインダーを取り寄せた」とか返答。女の味方を演じたはずが「女だけが夕食要員?」「バインダーなきゃいけないほど女性人脈なかったの」とひんしゅく者に。

 年金制度が持たないから子育て支援、産んでね、もいっしょ。困ったから女性の味方、はピントがずれるし見透かされるってこと。



 はっはっは、海の向こうでも“舌戦”が続いているね。家内に言わしたら、「国のトップは女性にまかせたら、現実的で無駄なことが少なくなる!」(主に日本のこと)といつもの口ぐせだが、アメリカ大統領の公開討論は少なくとも日本のものより面白いね。

 うん、小父さんは嫌いだが橋本徹氏はこの手法をう〜んと取り入れている気がする。そういう彼に都知事を辞めた石原慎太郎氏も相変わらずラブコールを送っていた。モテモテとは橋本氏みたいなことをいうんだろう。まあ、選挙、選挙と世界中花盛りだけど、中国の次期主席が約束されている習近平(しゅう きんぺい)氏は楽チンだね。立ち読みした本によると彼が現在ある既得権益を一番乱さない人だってんで支持を受けているとか(笑)。

 ワールドシリーズはジャイアンツが2―0タイガースに2連勝。日本シリーズも始まるよ。イギリスみたいにアメリカ大統領はどっちが勝つか、日本の総選挙はどうなるか?などなどに馬券を売り出さないかな?ああ、ノーベル文学賞では村上春樹氏が人気No1だったんだ。アメリカ大統領候補も日本に理解ありそうな人の馬券を買いたいね!


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