京都・平等院:平安の「布引の滝」初公開 国宝「日想観図」−−きょう2012年10月06日創建以来初めて取り外され一般公開される国宝「日想観図」が描かれた扉(右)と復元画=京都府宇治市の平等院ミュージアム鳳翔館で、竹内紀臣撮影
毎日新聞 2012年10月06日 大阪朝刊
平等院(京都府宇治市)は5日、平安時代中期の創建(1053年)当初に描かれた鳳凰(ほうおう)堂の扉絵「日想観図(にっそうかんず)」(国宝)のモチーフが、名勝「布引(ぬのびき)の滝」(神戸市)の可能性が高いと発表した。剥落が激しいが、近赤外線撮影などで4本の滝が描かれていたことが判明。復元画とともに、6日から境内のミュージアム鳳翔館で創建以来初めて一般公開される。
同行2回目のパートナーはこの滝でほっとしてくれるかな?
日想観図は鳳凰堂の四方に14面ある壁扉(へきひ)画(国宝)のうち、本尊阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)の後方(西扉)にあたる左右の2面(1面は縦約2・6メートル、横約1・2メートル)。他の扉絵は1970年代から別の場所で保管しているが、西扉は通用門として使用されてきた。
図柄は、山の仏堂で女性が赤紫の海に沈む金色の太陽を拝みながら、極楽浄土を思い浮かべる修行「日想観」を表現。従来の滝2本に加えてさらに2本があることが分かった。
平等院は(1)4本ある滝や山と海、島と夕日の位置関係(2)平等院を創建した藤原頼通の子・師実(もろざね)が布引の滝を見物したとの記録が「栄花物語」にあり、古歌にしばしば登場(3)漁師が内海に仕掛けていた網代(あじろ)の絵−−などから布引の滝と推測した。
特別展は12月14日まで。堂内部は14年3月まで拝観停止中。【村瀬達男】
紅葉はまだだろうか?今日は六甲山系のほぼ中央、新幹線新神戸駅の下を潜ったところが登り口の摩耶山を歩く。神戸には歴史に登場してくるものが時々出てくるから面白い。さてさて下の地図はトレッキングするつもりだが、下山コースが川沿いでかなりしんどいけど元気があったら挑戦してみようかな。
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平等院(京都府宇治市)は5日、平安時代中期の創建(1053年)当初に描かれた鳳凰(ほうおう)堂の扉絵「日想観図(にっそうかんず)」(国宝)のモチーフが、名勝「布引(ぬのびき)の滝」(神戸市)の可能性が高いと発表した。剥落が激しいが、近赤外線撮影などで4本の滝が描かれていたことが判明。復元画とともに、6日から境内のミュージアム鳳翔館で創建以来初めて一般公開される。
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日想観図は鳳凰堂の四方に14面ある壁扉(へきひ)画(国宝)のうち、本尊阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)の後方(西扉)にあたる左右の2面(1面は縦約2・6メートル、横約1・2メートル)。他の扉絵は1970年代から別の場所で保管しているが、西扉は通用門として使用されてきた。
図柄は、山の仏堂で女性が赤紫の海に沈む金色の太陽を拝みながら、極楽浄土を思い浮かべる修行「日想観」を表現。従来の滝2本に加えてさらに2本があることが分かった。
平等院は(1)4本ある滝や山と海、島と夕日の位置関係(2)平等院を創建した藤原頼通の子・師実(もろざね)が布引の滝を見物したとの記録が「栄花物語」にあり、古歌にしばしば登場(3)漁師が内海に仕掛けていた網代(あじろ)の絵−−などから布引の滝と推測した。
特別展は12月14日まで。堂内部は14年3月まで拝観停止中。【村瀬達男】
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