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追悼 平尾誠二さん / 「ラグビーは楽しくやらねば、楽しんで勝つ」 再掲

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 写真は毎日新聞 平尾さん死去 夢の「フリーマン」、目指した「脱日本」から    

   

  一昔前、神戸三宮のワシントンホテル玄関で見かけた平尾誠二は、若い女の子3~4人囲まれて、芸能人みたいにカッコよかった。

 彼は、大八木淳史とともに京都市立伏見工業高等学校・全国制覇、同志社大学にてラグビー大学選手権3連覇、神戸製鋼では日本選手権7連覇という伝説的ラグビー王国を作り続けてきた。全盛時代の平尾は、それこそ蝶のように舞って、突進してくるタックルをかわしなが、笑みを浮かべて軽々とトライするって感じだった。

 最も、同じ鉄鋼メーカーの新日本製鉄釜石も、1978年~1984年まで、明治大学や地方の高校卒業出身のラガーメンで7連覇している。その4年後に常勝・神戸製鋼が台頭したわけだ。この頃は釜石戦も神鋼戦もテレビに釘付けになったものだ。

  平尾誠二氏は、むかし「ラグビーは楽しくやらねば、楽しんで勝つ」と言っていた。再び神戸製鋼コベルコスティーラーズの総監督に就任したカリスマ平尾は「取られたら取り返す超攻撃的、超冒険的ラグビー」を掲げたそうだ。最近よく聞く、新年度のプロ野球監督のカタカナのモットーよりはるかに解りやすい。

  ちなみに、スティーラーズとはSteelersで鉄鋼マンか鉄人というところか。

                               2007年03月13日~小父さんから

  
 誠二さん、早すぎるよ!ご冥福を祈ります。 

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