2007年に安倍内閣で防衛大臣になり、再任を固辞して辞任する時に新聞記者ほかに対して、小池百合子氏はかってのマッカーサー元帥が残した名言 "I shall return"(必ずや私は戻るだろう)と言ったことを小父さんはよく覚えている。
決して好きなタイプではないが、名実共に返り咲いたね。ご婦人って何でこうも強いんだろう!いろんなテレビを見ているとこの移転や東京オリンピックの開催準備にしても利権がからんでいるのかな?と思う。
前都知事が好きなように税金使いつくしていたように、自民党都議団も同じようなことをしていたようだ。
さて、小池新知事が都議会に潰されるか、都議会にうまくメスを入れて外科手術が成功するか、高見の見物をしているのも楽しいものだ。
NHK NEWSWEB動画 小池知事 築地市場移転延期へ
NHK NEWSWEB 08月30日17時33分 (抜粋)
東京都の小池知事は、ことし11月7日に予定されている築地市場の移転について、移転先の豊洲市場の安全性の確認を慎重に行う必要があるなどとして延期する方針を固め、今週中にも表明することにしています。
東京・中央区の築地市場は老朽化が進んだことから、ことし11月7日に江東区の豊洲市場に移転する予定ですが、小池知事はいったん立ち止まって考えたいという姿勢を示しています。
そして、8月12日に予定通りの移転を求める立場と延期すべきだという立場の双方の市場関係者と会談したほか、8月16日には、豊洲市場を視察するなどして検討を進めてきました。
その結果、豊洲市場について敷地内の地下水に有害物質が含まれていないかを確認する水質調査の結果が11月7日の移転予定日に間に合わず、安全性の確認を慎重に行う必要があることや、延期を求める仲卸業者などから市場内の新しい店舗の間隔が狭く、改善を求める声が出ていることなどから、移転を延期する方針を固めました。
また、豊洲市場の整備費について当初4300億円と見込んでいたものが、資材や人件費の高騰などにより去年3月の段階で5800億円余りに膨らんだことについて「都民の理解が得られるか疑問だ」として調査することにしています。
開場まであと100日となった豊洲市場=7月30日午前、東京都江東区(共同通信社ヘリから)
小池知事は、こうした方針について、今週中にも表明することにしています。
昭和10年に開設された築地市場は、30年ほど前から老朽化などの対応が必要となり、東京都は現地で改修や建て替えをするか、別の場所へ移転するかどうか議論してきました。
その結果、現地は敷地に余裕がなく改修中に使う仮施設などの確保が難しいとして、別の場所へ移転する方向で調整を進めました。
そして、築地から比較的近い場所で十分な敷地が確保でき、港湾施設や高速道路など物流のための交通アクセスも整っているなどとして、15年前の平成13年、豊洲への移転を決定しました。
しかし、移転先となった豊洲市場の整備予定地はガス工場の跡地で、平成13年以降、土壌から高い濃度の有害物質のベンゼンやシアン化合物などが検出され、環境面での懸念が浮上しました。
これを受け、都は有害物質を除去する土壌の対策工事を進め、おととし11月に安全性を確認。
豊洲市場は整備費5800億円余りをかけことし5月末に主要な施設が完成し、11月7日に開場する予定でした。
しかし、小池知事は7月の都知事選の際、移転について「いったん立ち止まって考える」という姿勢を示し、8月、知事に就任してからも市場を視察し、関係者から意見を聞くなどして検討を続けてきました。
小池知事は8月26日、豊洲市場で続けられている水質調査の結果が開場予定日のあとに出されることについて「大変大きな疑問を持っている。日程的にお構いなしに決める当局の対応はいかがなものか」と批判。
その上で「決まった日程でそのまま進めていいのか。私に責任があるので、総合的に判断する」と述べ、近く最終判断する考えを示していました。
小池知事は移転をいつまで延期するか、その期間について現時点では明らかにしていませんが、市場にとって年末年始は繁忙期となることからこの時期の移転は避けるものとみられます。
延期の期間を決める上での一つの目安となるのが、豊洲市場の敷地内を通る地下水の水質調査の結果です。
東京都によりますと、地下水に有害物質が含まれていないかを確認するこの調査は11月18日から29日まで行われ、結果は来年1月から2月にかけて出る見通しだということです。
小池知事は、この調査結果を踏まえ、安全性を確認した上で豊洲市場を開場すべきだという考えを示していて、移転は早くても1月以降となるものとみられます。
このため、年末年始の繁忙期は移転を避け、現在の築地市場で営業することが想定されます。