NHK動画はこちら 震源や震度の分布 震度5弱以上は14回
熊本にお住まいのFUSAさんは、「実は最初のは前震だった、なんて今ごろ言うなよ!って感じです。」とブログに書かれていました。後の揺れの方が大きいのだから信じられない気持ちだ。
もう二晩も車の中で過ごしておられるらしい。たった今(21:43)も地震速報が入った。地震で亡くなられたかたも41人に増えた。なんとか早く終息して欲しいものだ。
気象庁「経験したことのない地震」 3カ所で別々に発生
朝日新聞 2016年4月16日19時30分
16日未明に熊本県熊本地方を震源とする、推定マグニチュード(M)7・3の地震で、気象庁はこの地震を14日に震度7(M6・5)を観測した後に発生した一連の地震の「本震」とする一方で、熊本県阿蘇や大分県でも別々に規模の大きな地震が発生する「経験したことのない地震」との見解を示した。
16日午後に会見した橋本徹夫・地震予知情報課長は、規模の大きいM6・5の地震発生後に、さらにそれを上回る規模の本震が発生した記録などが存在しないことから、「3カ所で別々の地震活動が発生している。活発化している地震活動が、今後どうなるかは分からない」と説明した。
一連の地震の余震活動は、16日も活発な状態が続いている。震源から北東方向の熊本県阿蘇地方、大分県西部、中部でも地震活動が高まっている。14日午後のM6・5の地震発生から16日午後1時半までに、本震の震源付近では、M3・5以上の地震が計137回発生。1995年の阪神大震災などを上回り、04年の新潟県中越地震(M6・8)に迫る勢いだ。
熊本地震 「本震」震源は布田川断層帯
毎日新聞 2016年4月16日 20時22分
国土地理院は16日、同日未明に起きた本震の震源が布田川(ふたがわ)断層帯とみられると発表した。観測された地殻変動のデータを基に震源の断層面を推定したところ、布田川断層帯とほぼ一致した。同院によると、長さ27.1キロ、幅12.3キロの断層面が3.5メートルずれたとみられる。断層面は布田川断層帯に沿って東北東へ延びていた。
また、本震の地殻変動の大きさは熊本県南阿蘇村で97センチ、熊本市北区で75センチに達し、14日夜に起きたM6.5の前震の水平方向の地殻変動量の約5倍だった。前震で変動が大きい場所はほぼ熊本市周辺に集中していた。同院は「本震の方がより広く大規模に変動している」と分析した。【酒造唯】