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姫路城のほんの一部分

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旧西大柱)昭和大修理の際に、芯から腐って再利用不能であると判断されたため取り替えられた昔の心柱。
旧西大柱の寸法 総長24.7m 上柱の長さ12.4m、 下柱の長さ14.5m(継手長さ2.2m)、根元の太さ横幅95.4cm 奥行幅75cm 末径54cm角 総重量約6屯

 

  3月29日には姫路城をバックにした桜の写真を撮るつもりで出掛けたが、すんなり城に入場できたので、頭も視点も城の方に行ってしまった(笑)。下調べもやっていないのでパチパチ写真を撮るばかり・・・。今、いろんな資料を見ながら説明を載せていくといろんな知識が増えていく。いや、現代にこれだけの建造物を建てるとしたらいったい全体お金がいくらいるのだろう。小父さんは姫路城は詳しいんだなんてとんだ勘違いをしていたものだ。これは何回通っても新しい発見があるだろうね。

 昔を伝える「不戦・不焼の城」ー姫路城はその400年の歴史の中で、戦にまみえることなく、近代の戦災に遭うこともなかった、たぐいまれな城で、その結果天守や櫓、門などの保存状態が非常によいうえ、ほかに類例のない遺構も多く、極めて貴重な文化遺産となっている

 
   

  

現在の西大柱



美しい連立式天守閣 ー 5重6階の大天守と3つの小天守が渡櫓(わたりやぐら)でつながり、幾重にも重なる屋根、千鳥破風(はふ)や唐(から)破風が、白漆喰総塗籠造(しろしっくいそうぬりごめつくり)の外装と相まって、華やかな構成美








狭間(さま)ー 天守や櫓、土塀の壁面に開けられた矢や鉄砲を放つための穴。
姫路城は片膝を突いて鉄砲を撃つ時に使われる居狭間が多い。
(立狭間、寝狭間も含め、現存は997ヶ所)



 窓 ー 天守の窓は敵の侵入や矢玉を防ぐため、太い格子がはめられている



武具掛け ー 大天守には多くの武具掛けがあり、天守が武器倉庫としても使われていたことを示している。






天守閣から西の丸長局(百間廊下)を臨む ー 千姫に仕えた侍女たちが居たところで、千姫は毎朝この廊下から男山を拝んでいたと伝えられている。上の写真はブログ旅と写真と旅土産からお借りした










百間廊下沿いに大小のこのような部屋がいくつもある



百間廊下の端に千姫が休息所とした「化粧櫓」の屋内



千姫のカルタ遊びの様子



廊下の大戸 ー この扉の内側は女性が居住していた場所であったため、毎夜閉ざして厳しい守りとしていた
 

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