写真記事/奇跡の一本松:保存のため伐採…陸前高田　　　毎日jp

大勢の人たちが見守る中、伐採作業が始まった「奇跡の一本松」＝岩手県陸前高田市で２０１２年９月１２日、竹内幹撮影　　
　　


近事片々:風化

毎日新聞　2012年09月10日　13時46分


　オスプレイの危うさだけが問題なのではない。政府や本土の顔がどこに向いているのかという不信。「基地負担軽減」という約束の風化。

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　風化。音もなく、ひっそりと“確かなもの”が崩れる不安。本紙調査に被災地首長の半数が「国民の関心低下」を懸念。

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　もの言わざれど、人を引き寄せ励まし続けた陸前高田の「奇跡の一本松」。１２日に切断されるという。党首選のソロバン玉はじきに忙しい候補者たちよ、しばし政界の塵埃（じんあい）を洗って松の前に集い、志高い演説会を開いてはいかがか。

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　＜蜩（ひぐらし）やいつしか園の径ならず＞　　　　　　　　富安風生


　　

　　
星空のもとに立つ「奇跡の一本松」。１２日に伐採され、保存作業が行われる（約１分半露光）＝岩手県陸前高田市で２０１２年９月１０日午後８時、竹内幹撮影　


　　
満月に照らされ、シルエットが浮かび上がった「奇跡の一本松」。東日本大震災の津波に耐えたが、保存作業のため９月１２日に切り倒される＝共同　

　　最後の「奇跡の一本松」を見ようと訪れた大勢の観光客や地元住民＝岩手県陸前高田市で２０１２年８月１４日、石井諭撮影　　




　ああ、私も被災地に対して何もできなかったな〜。いつも、ふと思うのは福島のいわき市で幼子を二人かかえた姪がお店屋をやっていることかな。この松に勇気づけられた多くの人は、自分の体の一部みたいに感じられておられたのじゃーないだろうか！

　　
　昨日のNHKBizプラスでは、上の写真の「ごちそうふくしま満喫フェア」に桃のコンポートなどを出品を取材され、特集を組んでいた。こちらはその時の模様を書いた飯田キャスターのブログ。　東北がどんどん元気になって行ったらいいね！



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