遠くからカラフルな傘の列を眺めて、いったい何事なんだろう?と思っていたらたぶん90%くらいは中国人観光客の皇居での写真撮りだった。
桜のシーズンから、大阪城、姫路城、造幣局の通り抜け、伏見稲荷大社とよく彼らと出くわす。今、気がついた!(笑)。小父さんの方こそが、中国人観光客好みの場所ばかりに出向いているわけだ。
雨風の降る中、頭だけが濡れないような小さな傘と重たい鞄を持ちながら、シャッターをきるのがやっとこっとという感じで高1の修学旅行から50年ぶりに二重橋の前に行った。かっては皇居も六本木ヒルズの展望台からもよく見えていたが、確か今は3分の2くらいはビルに隠れているのじゃーないかな?
皇居前広場では、敗戦時に集団自決が起こったり、全日本ボーイスカウト大会に血のメーデー事件などなどいろんなことが展開されたらしい。今は東京駅前から連なる超高層ビル群に飲み込まれて行きはしまいか(笑)というくらいに情景が変化していた。
小父さんが元気だったら、東京近辺での葬儀に後4回は来なくてはならない!それもたぶん近年だと思う。