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ホドラー展 / 兵庫県立美術館

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 左がホドラーの自画像で右は恋人でこのページの一番下の亡くなって2日目に描いたヴァランティーヌ・ゴデ=ダレル     


  


 フェルディナント・ホドラー(1853年3月14日 - 1918年5月19日)は、スイスの画家。グスタフ・クリムトと並んで世紀末芸術の巨匠。同年代の芸術家が皆パリに出て活躍したのに対し、ホドラーは画家として認められてからは、最後までスイスで活躍し、孤高の画家と言われたとか。

 近年美術展にはよく足を運ぶが、チンプンカンプンだったり、退屈したりするが、ホドラーの心の変遷とバラエティーに富んだ絵画の数々が不思議と胸にすーっと入って来た。下の写真とタイトルだけでは分かりずらいと思います。興味ある方は兵庫県美術館もう一つのHPをご覧ください。

 亡くなったのが65歳、片や大芸術家だが、小父さんに近い年齢の自画像を見てなんだかとても親しみを感じた(笑)


  


(初期の風景画) 

 
インターラーケンの朝 1875年 


マロニエの木



(暗鬱な世紀末?―象徴主義者の自覚)


傷ついた若者 1886年



病み上がりの女性



(リズムの絵画へ―踊る身体、動く感情)


オイリュトミー 1895年
オイリュトミーとは「よきリズム」という意味だそうだ



感情Ⅲ 1905年



恍惚とした女  1911年



(変幻するアルプス―風景の抽象化)


シェーブルから見たレマン湖 1905年頃



ミューレンから見たユングフラウ山 1911年



(リズムの空間化―壁画装飾プロジェクト)


  
木を伐る人 1910年



無限へのまなざし―終わらないリズムの夢


「無限へのまなざし」の単独像習作 1913-1915年





(終わりのとき―晩年の作品群)


白鳥のいるレマン湖とモンブラン 1918年


  
バラの中に死したヴァランティーヌ・ゴデ=ダレルの遺骸 1915年 


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