雪対策:都会の道での転倒防止に便利なグッズが人気 /　毎日新聞

防滑用スパイクを取り付けた婦人靴＝三越伊勢丹ＨＤ提供　　写真は5枚目/8枚中　　


　　


雪対策:都会の道での転倒防止に便利なグッズが人気 /　毎日新聞2015年02月28日

　ここ数年、冬に首都圏など大都市圏でも大雪が降る事例が目立つ。雪に慣れた北国と違い、都市住民は事前準備を怠りがちだ。ファッション性を保ちながらも、転倒によるけがを防ぐ靴や、都会の雪に対応できる衣類をまとめた。【太田圭介】

　◇着脱式スパイクが人気

　雪で凍った道を歩いていて転んだ人も多いはず。そんなとき役立つのが、着脱可能な滑り止めスパイクだ。ネット通販大手の楽天は「急な大雪予報に対応できるよう、地域限定ながら正午までに注文すると翌日に手元に届く体制にした」と話す。

　販売価格は１０００円前後が多く、スニーカーやブーツなどあらゆる靴に対応している。簡単に外せるため、積雪量が比較的少ない首都圏などでも使いやすい。職場によってはゴムブーツで通勤できない人もいるが、着脱式なら大丈夫。「女性を意識したファッショナブルな商品をそろえた」（楽天）という。

　三越伊勢丹ホールディングス（ＨＤ）は「昨冬は、防滑用グッズが２月中に完売した」と明かす。今冬はまだ在庫があるという。

　◇冬専用婦人靴も登場

　靴底を滑りづらくし、防水加工もしたブーツも近年、女性の注目を集めている。三越伊勢丹ＨＤの婦人靴のプライベートブランド「ナンバートゥエンティワン」もその一つで、「今冬は２万〜３万円の商品に人気がある。雪の予報の前日は特によく売れる」（三越伊勢丹ＨＤ）。機能性はもちろん、洗練されたデザインが、雪の日でもおしゃれを忘れない女心をつかんでいる。

　防水加工したアウトドアウエアを街中で着る女性も目立つ。スポーツビューティアドバイザーの橋本ワコさん（４３）は、「ここ数年『スポーツミックス』というトレンドがある。はっ水・防水に優れたアウトドアウエアを日常着る服と組み合わせるのが一般化した」と語る。

　◇「マスク女子」はご用心

　雪で寒いのは体や足元だけではない。最近、雪や寒風に顔をさらさないため、風邪を引いていないのにマスクをする「マスク女子」も出現している。

　ただ、マスクと皮膚がこすれると雪による湿度はあるものの肌が乾燥しやすくなるので要注意だ。資生堂は「保湿剤をしっかり使って乾燥させないようにすれば、ほおの赤みも防げる」と助言している。


　　

　　はっはっは、これってお洒落？まるで雪山登山用のアイゼンと一緒だね！「職場によってはゴムブーツで通勤できない人もいるが」だったら会社にヒールなり置かせてもらうべきだね。

　いっそのこと雪の日はみんなトレッキングシューズ通勤したら安全だと思うけど・・・。ん？写真の婦人靴を履いていく時、その「防滑用スパイク」はハンドバッグには入らないでしょう。こんな日はリュックサックが便利だよ。でも満員の通勤電車で皆がリュックを背負っていたらこれまた困るね（笑）