Quantcast
Channel: 小父さんから
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4329

余録:この時期、各地で開かれる盆踊り大会には「音頭」 /毎日jp(キーワード:イエロー・サブマリン音頭)

$
0
0
     大滝詠一さん解離性動脈瘤で死去 日本の音楽界の星が... BRV News --- 3 steps news から  

        
  


余録:この時期、各地で開かれる盆踊り大会には「音頭」…

毎日新聞 2014年08月16日 00時02分

 この時期、各地で開かれる盆踊り大会には「音頭」が欠かせない。古くは伊勢音頭河内音頭(歌・勝新太郎、太鼓・田宮二郎)。昭和初期には東京音頭が生まれ、今や国に数え切れないほどの「○○音頭」がある。流行のゆるキャラやB級グルメといった「ご当地もの」のはしりでもある

▲元々は曲をリードする独唱者らを音頭と呼び、慣用句の「音頭を取る」はこれに由来するという。それがいつしか独唱者に合わせて人々が「エンヤコラセ」等々と合いの手を入れる形式の曲自体を指すようになったそうだ

▲忘れてならない人がいる。昨年末、死去したミュージシャンの大滝詠一さんだ。1976年、ポップスと音頭を融合させた「ナイアガラ音頭」を発表。82年にはビートルズの曲を訳詞・編曲して民謡歌手の金沢明子さんが歌った「イエロー・サブマリン音頭」をプロデュースしてヒットさせた

▲後に日本の喜劇史研究でも知られた大滝さんだけに半分冗談、半分大まじめだったのだろう。米国や中米の土着的なリズムに精通していた大滝さんが日本伝来の音頭に行き着いたのは、70年代初め、日本語でロックを歌う先駆者だった人ならでは、という気がする

▲「ナイアガラ音頭」には坂本龍一さんが、「イエロー・サブマリン音頭」には佐野元春さんが加わっているのを最近知った。2人ともまだあまり名が知られていない時代。今聞き返しても音作りは新鮮で、大滝さんは若手を起用し育てる名人だった

▲今夏は長く日本ポップス界の音頭取り=リード役だった大滝さんの初盆となる。65歳の早過ぎた死を惜しみつつ、ここは「レッツ・オンド!」とあえて明るく踊りゃんせ。

   
   

 金沢明子 「イエロー・サブマリン音頭」
 

けいおん!×大瀧詠一「ナイアガラ音頭」
   


       


 このコラムのおかげでどっぷりと盆おどり?気分に浸らせていただいた(笑)。小父さん的には、「イエロー・サブマリン音頭」の耳あたりが一番いいが、音頭というリズムはきっと日本人の心の故郷なんだろうね。

 もう故郷の思い出をぎっしり詰め込んでのUターンラッシュも始まったようだが、皆さん盆踊りには参加してきたかな?(笑)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4329

Trending Articles