台風１１号影響、三重県で５５万人に避難指示/YOMIURI ONLINE

台風の影響で港に押し寄せる高波（９日午後６時１分、三重県紀宝町で）＝稲垣政則撮影　　　　
　

　

　

台風１１号影響、三重県で５５万人に避難指示

強い台風１１号は９日午後、九州や四国の一部を暴風域に巻き込みながら、高知県の南海上を北上した。

　同日夜から１０日未明にかけて四国に上陸し、その後、中国地方を縦断する見通し。同日昼には近畿に最接近するとみられる。気象庁は９日、数十年に１度の大雨となる恐れがあるとして、三重県全域に大雨特別警報を発表。直ちに避難するなど安全の確保を呼びかけた。

　東海地方で特別警報が発令されたのは初めて。三重県では９日午後７時までに、津市、亀山市、四日市市、鈴鹿市、紀宝町の計２３万３６４８世帯、５５万６２９４人に避難指示が発令された。

　徳島県阿南市では土砂崩れの影響で同市椿泊町の２４０世帯６００人が孤立状態になっている。午後８時現在、避難指示は今月初めに豪雨災害があった徳島、高知両県の６市町村で、９７世帯の１８６人に出ている。大阪、和歌山、徳島、高知など１２府県の７７市町村の約３２万５０００世帯、約７６万１０００人に避難勧告も出ている。

　九州・山口では午後８時現在、９人が重軽傷を負った。宮崎、山口県を中心に一時、１万人を超える住民を対象に避難指示・勧告が出され、６００人以上が自主避難した。

　和歌山県新宮市では９日朝、屋根の修理をしていた女性（６１）が強風にあおられて転落し、左足の指を骨折する重傷を負ったほか、大阪府、高知、愛媛、香川の各県で計９人が軽いけがを負った。

　気象庁によると、台風は午後８時現在、高知県足摺岬の南約９０キロにあり、時速約１５キロで北北東に進んでいる。中心気圧は９６０ヘクト・パスカル、最大風速は３５メートル。

2014年08月09日 21時13分 Copyright © YOMIURI ONLINE

　

　台風で５５万人に避難指示なんて今までにあったかな？何とか勢力が弱まってほしいものだ。明石市も中学校に取りつけられたスピーカーから警告のアナウンスが聞こえてきた。現在が気持ちが悪いくらい雨風がなく静かだから余計に不気味な気がする。

　四国、近畿、東海地方には今から大雨が降る予報が出ている。この予報外れてくれないかな。

　　