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記事 / 「天地人」 妻はといえば、さっぱり話が通じないと怒っていた・・・ 東奥日報

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  石坂洋次郎 

   よそゆきの服を着るときは、おすまししていなくてはいけない。まだ昭和だったころ、子どもながらにそう思っていた。だから、よそゆきの服を着ると、緊張した。よそのお宅へ行けば、わが家にいるときのようにはいかない。「着疲れ」ならぬ、気疲れもする。

 標準語とは、方言の中で育った多くの地方出身者にとって、よそゆきの服のようなものである。八戸出身の作家三浦哲郎によれば、都会で話す言葉は「よそゆきの言葉」。随筆に、ふるさとを離れて都会で暮らす者の微妙な気持ちをつづった。本当はふるさとの言葉をそっくり覚えているくせに、都会では人に笑われないようにふるさとの言葉を奥の方へ押し込めておくのだ、と。

 奥の方へ押し込めたはいいが、後は言葉が出ずにそれっきりとなれば大変である。弘前出身の作家石坂洋次郎の場合は、家族とともに上京したばかりのころ、長男や長女が学校では虫のように押し黙ってしまう状態に。妻はといえば、さっぱり話が通じないと怒っていた。

 そんな家族の近況とともに、石坂は書く。長い伝統に育まれている方言には含みの深いものが多いこと、言葉の味が濃いこと、言葉にうまみが多いこと…。方言の良さを、その随筆は今に伝える。

 うまみたっぷりのふるさとの言葉を聞き、日ごろの緊張と疲れをほぐす。都会から帰省して、ふるさとで迎えるお盆の良さがそこにある。都会でのよそゆきの服をしばし脱いで、ゆっくりと。ふるさとの懐に抱かれて、くつろぐのがいい。  Web東奥




 今日から高速道路の大渋滞が始まっているんだね。故郷でのんびり過ごせる時間って最高だ。と言っても両親が健在で博多に帰っていたころは実家にいるのはそこそこで、あちこち出回っていた(笑)。

 その土地土地の方言のニュアンスっていいよね。特に知らない場所だと余計に親しみが沸いてくる。そこへ行くと小父さんと来たらいつか言われた「歌を忘れたかなりや」と。博多弁を話せぬ元九州人になってしまった。昨日もかみさんに「俺の関西弁うまいやろ〜?」と聞いてみたが、どうもイントネーションが違うらしい。かと言って生粋の関東弁(親父がそうだった)もしゃべれぬし、ただ他人との会話に不自由しない日本語を離している感じ。
 
 石坂洋次郎夫人みたいに弘前弁?で話して理解してもらえず怒るっていいね〜!


  

      3位決定戦 韓国代表対日本代表 敗退しユニフォームで顔を覆う吉田麻也 =ミレニアム・スタジアム(撮影・山田俊介)

【サッカー男子】日本「銅」ならず 韓国に0−2SankeiPhotoのたくさんの写真はこちら。 



「泣くな吉田麻也!男には涙は似あわない」と言いたいところだが長い長い時間をこの日の為に費やしてきたんだね。



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