写真はNHK NEWSWEBから
大阪市長選「どんな民意か不明確」公明・山口代表(03/09 18:06)
「大阪都構想」を巡る橋下前市長の辞職に伴って告示された大阪市長選挙について、公明党の山口代表は、「どんな民意をくみ取りたいのか不明確だ」と改めて橋下氏を批判しました。
公明党・山口代表:「このタイミングで選挙の費用を投じてどういう民意を取りたいのか、ここが明確でないように思う。もっと議会の側、あるいは市民の側の声を橋下さんに受け止めてほしかった」
公明党は、他の主要政党と同様に大阪市長選挙での候補者の擁立を見送っています。一方の橋下氏は、今回の市長選で再選することで市議会の慎重論を押し切り、自身が掲げる大阪都構想を進めたい考えです。これについて山口代表は、「選挙がいかなる結果になったとしても、引き続き議会も含めて協議をしていかざるを得ない」と指摘し、丁寧な議論を求めました テレ朝ニュース
わっはっはっは、橋下前市長嫌いの小父さんには公明・山口代表から、こう真正面から批判されたる程敵に回してしまったら面白い方向だね。石原慎太郎代表も維新の若手が党から出て行け!とやじられたとか、日本維新か大阪維新か知らないけど先が見えたね!
公明党さんも安倍総理のチェック機能としては評価したいけど、立ち位置を明確にしておかないと国民から見放されていく可能性あり。下↓
余録:踏まれても どこまでもついて行く げたの雪…
毎日新聞 2014年03月03日 東京朝刊
踏まれても どこまでもついて行く げたの雪。こんな永田町川柳がある。どんなに踏んづけられても、げたの歯の間にはさまった雪のようにしつこく離れない。ということだが、最後は解けてなくなってしまう、との怖いオチもついている▲自民党と連立を組んだ政党の与党・権力への執着とその末路を皮肉る秀句である。1990年代当時の社会党を例に取れば、連立を優先するあまり安保政策など根本的な党是を180度転換、結果的に野党第1党から弱小政党に転落した経緯がある▲今、この試練が公明党に訪れているように見える。集団的自衛権行使を憲法解釈変更で容認するかどうか。本来この問題に慎重な同党が、これを急がんとする安倍晋三首相との間でどう綱引きし、決着させるのか。政局の最大焦点になりつつある▲「げたの雪」として遠からず容認するだろう、との見立てもあれば、むしろ、公明党ペースで進むとの予測もある。山口那津男同党代表は「雪」ならぬ「公明党=げたの鼻緒」説を唱え強気である。自公連立の長年の実績、公明の集票力への自民の構造依存が背景にある▲要は、この問題が公明党にとってどのレベルの党是なのか、であろう。有力幹部の一人が「最後の一線。ここを譲れば社会党と同じ運命だ」と語るのを聞いたことがある。であるならば、事は重大だ。党の存亡をかけての判断となる▲どちらに転ぶにせよ、自公連立にとっては大きな節目になる。肝心なのは、国民世論に対し、オープンでわかりやすい論議を尽くすことである。国民をげたの雪扱いしたとたんに支持率は雪のごとく解けてゆくであろう。
大阪市長選「どんな民意か不明確」公明・山口代表(03/09 18:06)
「大阪都構想」を巡る橋下前市長の辞職に伴って告示された大阪市長選挙について、公明党の山口代表は、「どんな民意をくみ取りたいのか不明確だ」と改めて橋下氏を批判しました。
公明党・山口代表:「このタイミングで選挙の費用を投じてどういう民意を取りたいのか、ここが明確でないように思う。もっと議会の側、あるいは市民の側の声を橋下さんに受け止めてほしかった」
公明党は、他の主要政党と同様に大阪市長選挙での候補者の擁立を見送っています。一方の橋下氏は、今回の市長選で再選することで市議会の慎重論を押し切り、自身が掲げる大阪都構想を進めたい考えです。これについて山口代表は、「選挙がいかなる結果になったとしても、引き続き議会も含めて協議をしていかざるを得ない」と指摘し、丁寧な議論を求めました テレ朝ニュース
わっはっはっは、橋下前市長嫌いの小父さんには公明・山口代表から、こう真正面から批判されたる程敵に回してしまったら面白い方向だね。石原慎太郎代表も維新の若手が党から出て行け!とやじられたとか、日本維新か大阪維新か知らないけど先が見えたね!
公明党さんも安倍総理のチェック機能としては評価したいけど、立ち位置を明確にしておかないと国民から見放されていく可能性あり。下↓
余録:踏まれても どこまでもついて行く げたの雪…
毎日新聞 2014年03月03日 東京朝刊
踏まれても どこまでもついて行く げたの雪。こんな永田町川柳がある。どんなに踏んづけられても、げたの歯の間にはさまった雪のようにしつこく離れない。ということだが、最後は解けてなくなってしまう、との怖いオチもついている▲自民党と連立を組んだ政党の与党・権力への執着とその末路を皮肉る秀句である。1990年代当時の社会党を例に取れば、連立を優先するあまり安保政策など根本的な党是を180度転換、結果的に野党第1党から弱小政党に転落した経緯がある▲今、この試練が公明党に訪れているように見える。集団的自衛権行使を憲法解釈変更で容認するかどうか。本来この問題に慎重な同党が、これを急がんとする安倍晋三首相との間でどう綱引きし、決着させるのか。政局の最大焦点になりつつある▲「げたの雪」として遠からず容認するだろう、との見立てもあれば、むしろ、公明党ペースで進むとの予測もある。山口那津男同党代表は「雪」ならぬ「公明党=げたの鼻緒」説を唱え強気である。自公連立の長年の実績、公明の集票力への自民の構造依存が背景にある▲要は、この問題が公明党にとってどのレベルの党是なのか、であろう。有力幹部の一人が「最後の一線。ここを譲れば社会党と同じ運命だ」と語るのを聞いたことがある。であるならば、事は重大だ。党の存亡をかけての判断となる▲どちらに転ぶにせよ、自公連立にとっては大きな節目になる。肝心なのは、国民世論に対し、オープンでわかりやすい論議を尽くすことである。国民をげたの雪扱いしたとたんに支持率は雪のごとく解けてゆくであろう。