原作は海上保安官出身の西村淳のエッセイ『面白南極料理人』（新潮文庫、続編が数冊ある）。第50回日本映画監督協会新人賞最終候補作品。2009年度新藤兼人賞金賞、第29回藤本賞新人賞を受賞。この映画のロケ地となったのは、原作・西村淳氏の出身地である、真冬の北海道網走市。
『南極料理人』PV第2弾 〜野郎編〜
ストーリー
南極観測隊員のひとりである西村淳の任務は、南極大陸のドームふじ観測拠点（標高3810メートル）で越冬する隊員8名分の食事を用意することだった。西村は限られた食材と特殊な環境の中、隊員たちを飽きさせないメニューを作るために奮闘する。
キャスト
堺雅人：西村淳/調理担当、 生瀬勝久：本さん/雪氷学者、 きたろう：タイチョー/気象学者、 高良健吾：兄やん/雪氷サポート、 豊原功補：ドクター/医療担当、 西田尚美：西村の妻・みゆき、 古舘寛治：主任/車両担当、 黒田大輔：盆/通信担当、 小浜正寛：平さん/大気学者、 小野花梨：西村の娘・友花、 小出早織：KDDインマルサットオペレーターの清水さん、 宇梶剛士：鈴木、 嶋田久作：船長 （ウィキペディア）
いやー、男ばかりのたった8人で夜の無い生活やったり、逆に夜ばかりの生活だと、気もおかしくなるだろうね。麻雀にミニピンポン、ビデオ見ながらの全員体操どれもこれも飽き飽きするだろう。
食べる楽しみって大きいよね。ところがある深夜に堺雅人：西村淳/調理担当が食堂を覗くと、数人がこっそり即席ラーメンをすすっている。たぶん、これを繰り返したためラーメンの在庫が底をついてしまった。さあ、大変だ。ラーメンを生き甲斐にしていた者は気が狂いそうになる。
高い衛星電話でたびたび自宅の嫁さんに連絡を取っていた若い隊員は、妻に「好きな人が出来たの」と告げられる。
まともに勤務できる環境じゃーないよね。上のウィキペディアを見て、海上保安官出身の方の実体験だと知った。家からずっと仕事に通えるってことは本当に有難いことだよね。映画でも隊員たちが随分退屈していたであろうことは想像できるが、とてもユーモラスに描いてある。
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