余録 パソコンを買い替え、携帯音楽端末の管理ソフトをインストールしようとして…　/　毎日新聞

へへへ、よーくわかりませんが上が　iPhone 15 Pro　らしい！



毎日新聞 2023/9/22　東京朝刊

　パソコンを買い替え、携帯音楽端末の管理ソフトをインストールしようとして、メーカーのサービスが終わっていたことに気づいた。新しいソフトはあるが、手持ちの端末は10年以上も前の機種のため未対応という。曲の追加などができなくなった

▲スマートフォンのサブスクリプション（定額利用）サービスも使っているが、端末にはサブスクで配信していない曲もある。故障すれば聴けなくなる。丁寧に使って長持ちさせるしかなさそうだ

▲古い製品の使い勝手を悪くしたり、頻繁に改良版を出したりして買い替えを促す手法を「計画的陳腐化」という。機能のちょっとした改善でも、大幅に改良したかのようにアピールして購買意欲を刺激する。スマホの新機種が毎年発売されるのも、その一つだろう

▲旧電電公社（現NTT）時代は黒電話を使い続ける家庭が多かった。デジタル化が進んで次々に新製品が登場する今は便利だが、本当に必要なモノかわからなくなっている

▲愛着のある製品を手入れしながら使うより、買い替えた方が安くつくご時世だ。そもそも修理に応じない製品もある。環境保護を訴えるメーカーが新商品を出すたびに旧機種がごみになり、資源が費やされる。消費社会の矛盾だ

▲きょう発売のアイフォーン15はカメラの性能などを向上させ、最上位機種で20万円前後に。使いこなす自信はないから、しばらく今のを持ち続けるか。人は変わらないのに道具ばかりが進化する、少し居心地の悪いデジタル時代である。

　なんだか、上から下まで落語のネタになりそう！日本テレビの笑点でも使いませんか？(笑)

　IT産業はどこまでも不景気にならなさそうだ。ところが私が知っているITの真っただ中で働いている人たちにはその儲けの報いはなさそう。100年くらい経ったらITも斜陽産業になるのかな？

　まあ、私には「新モデルが発売されるので、これだと安いですよ」と店頭で勧められる商品で十分なんだけど・・・。頭のiPhone 15 Proなんてまるで高級カメラみたいだし、あと使いきれない機能がついているんだろうね。