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一面に広がる養殖ノリ 収穫作業続く 兵庫県明石市沖の播磨灘 / 毎日新聞

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収穫作業が続く養殖ノリ=兵庫県明石市沖の播磨灘で、本社ヘリから北村隆夫撮影

毎日新聞 2023/2/17 16:00

 兵庫県明石市沖の播磨灘で、養殖ノリの収穫作業が進んでいる。穏やかな海面にノリ網が短冊のように並び、網の下をくぐって「もぐり船」が摘み取っていく。兵庫県は全国有数のノリの産地。
 
 県漁業協同組合連合会によると、今年は海中のプランクトンが減り栄養度が保たれたことで、一昨年、昨年のような色落ちの被害は少ないという。また、九州地区のノリの不作の影響で、値段は高相場で推移している。収穫は4月末まで続く。【北村隆夫】



















  私がいつも出掛けて、明石海峡大橋や淡路島を背景に行き交う船やスタンドアップパドルボードなどの写真撮影をしているのが、この辺りだ。海岸から眺めると養殖ノリの作業に思えていたが、このように広範囲に広がっているのを初めて知った。明石は古くは漁村で栄えた町なんだが、現在は人口304,674人のベッドタウンのような街に変貌している。

 興味深いのは、私がいつもウォーキングしているため池から海までの直線距離は約4km程あるのだが、年に一度池の地域住民に農業者と漁業者も参加する池の掃除も兼ねたかいぼり(ため池の泥流し)を実施しているが、農業者と漁業者の協働でため池の泥水を下流のノリ養殖海域や漁場に流し、ため池の堆積泥土に豊富に含まれる栄養塩(窒素、リン等)を供給しいるのだそうだ。それを実感するへりからの写真だ。

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