自転車、ヘルメット努力義務　着用すれば「致死率」半減、大人も来年4月から　政令閣議決定　/　毎日新聞

店舗で1番売れているヘルメット「KOOFU　CS－1」を紹介する篠田将利副店長＝名古屋市中区錦2の「ワイズロード名古屋ウェア館」で、森田采花撮影

毎日新聞 2022/12/21　大阪朝刊 有料記事

　改正道路交通法の施行期日に関する政令が20日に閣議決定され、2023年4月1日から全ての自転車利用者にヘルメットの着用が義務づけられることが決まった。罰則のない努力義務となる。すでに13歳未満の子どもについては、保護者に着用させる努力義務が課せられているが、対象が拡大されることになる。

　警察庁によると、17～21年に自転車乗車中の事故で亡くなった2145人のうち、約6割の1237人は頭部に致命傷を負っていた。死傷者数に占める死者の割合を示す「致死率」は、着用者が0・26％だったのに対し、非着用者は約2・2倍の0・59％だった。

　なんだか、運転手付きの国の自動車で移動する閣僚たちが、とってつけたような「いいね！」感覚で作った努力義務の気がするんだな。致死率なんで出しているけど、自転車(含　ママチャリ)だけが転倒して頭打って死ぬか？それはごくごく僅かなスピードを出して走る人だろう。

　ほとんどが、車との接触や衝突でしょう。公の予算がないのは百も承知だが、自転車専用道を増やすとか、自転車や車両運転手が危険で事故が起こりそうな目につく場所に立って交通誘導をすべきでしょう。ネズミ捕りで自動車の違反を取り締まることにずっと疑問を持っています。

　50年以上前から、外国人伝道師の人たちが写真のようなヘルメットを被って自転車で走っていたのは思い出すが・・・。私も後2年半で車を降り自転車を使わなければいけないかな？と思っていた矢先だけど。私はヘルメットはずっと被って来たので抵抗ないが、果たして、法律ではなく努力義務だけでどれだけの効果が上がったか？正確に発表して欲しいね。