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ジェームズ・スチュアート主演の 映画『馬上の二人』(Two Rode Together 1961年 米) / NHKBSP

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左が保安官ガスリー・マケーブ(ジェームズ・スチュアート)で右はジム・ゲイリイ中尉(リチャード・ウィドマーク

ストーリー
 1880年、テキサスのタスコサ町の保安官ガスリー・マケーブ(ジェームズ・スチュアート)は、町から40哩離れたグランド砦の司令官フレーザー少佐の招きで砦へ行った。少佐はコマンチ族に拉致された白人の救出を依頼した。(ジェームズ・スチュアート)は、この仕事に気が進まない。が、1ヵ月80ドル、白人1人につき500ドルという報酬に承諾した。少佐はとくに17歳くらいの少年を探すようにつけ加えた。

(ジェームズ・スチュアート)は旧友の友のジム・ゲイリイ中尉(リチャード・ウィドマーク)を護衛に捜索隊を連れてコマンチ領へ。だが、気の乗らない(ジェームズ・スチュアート)は酒を飲み、一行の中のブロンド娘マーティ(シャーリー・ジョーンズ)をよくからかった。

 彼女の弟も拉致されていた。一行のキャンプがコマンチ族に襲われ、集落に連行された。そこで(ジェームズ・スチュアート)は、ウルフという17歳くらいの少年に目を止めた。からだは褐色に塗っているが、まぎれもない白人だ。(ジェームズ・スチュアート)と(リチャード・ウィドマーク)は酋長クワナと取り引き、ウルフと陸軍仕官の婚約者で、その任地に向かう途中捕まったエレナ(リンダ・クリスタル)とを連れて砦に帰った。砦でウルフは好奇心の的になった。暴れ回る彼を誰も白人とは思わない。が、頭の異常なマッケンドレス夫人だけは我が子と信じ興奮していた。

 実際ウルフは真実の子ではなく、マッケンドレス夫人の夫リングルが、(リチャード・ウィドマーク)に1000ドル渡して連れてこさせたものだった。(リンダ・クリスタル)も砦の人々に軽蔑の目で見られた。
一方、(シャーリー・ジョーンズ)は、弟を探す見込みがなくなったので砦を発とうとしていた。(リチャード・ウィドマーク)は彼女を慰め、その夜のダンス・パーティに誘った。(ジェームズ・スチュアート)も(リンダ・クリスタル)とともに出席した。パーティの最中ウルフが「我が息子、我が息子」と傍を離れぬマッケンドレス夫人を殺した。

私刑の場所へ連行される途中、ウルフは(シャーリー・ジョーンズ)の部屋から流れるオルゴールの音楽を聞いて愕然とした表情をみせ「俺の音楽だ」と叫んだ。(シャーリー・ジョーンズ)は驚いた。オルゴールは弟の愛用していたものであり、ウルフこそ弟だったのだ。が、ウルフは救われなかった。


(ジェームズ・スチュアート)は(リンダ・クリスタル)を連れタコサに帰った。が、ここでも(リンダ・クリスタル)は冷たく扱われた。絶望と悲しみで1人カリフォルニアへ帰ろうとする彼女を(ジェームズ・スチュアート)が追った。~映画.comから抜粋

 私が勝手にブログ界の淀川長治さんと呼んでいるFUSAさんの推薦でこの映画を観た。よくみる西部劇と違って見入ってしまったのだが、どうもうまくここで表現できない。一見、ダンディで稼ぎ(金)で動く(笑)ジェームズ・スチュアートが興味深い!映画「リバティ・バランスを射った男」では、へなちょこのガンマンだし、ヒッチコックの「裏窓」、「グレン・ミラー物語」、リンドバーグを演じた「翼よ! あれが巴里の灯だ」、「西部開拓史」、「めまい」などなどどんな役でもこなせる気がする。良かった良かった。

Western+Music: Two Rode Together/John Ford- Les Deux Cavaliers (Extraits)
 

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