上は映画の加山さん自身のオープニングのシーンから
下記の文章は、2012年05月23日投稿 加山雄三現象 再掲
小父さんは、ビートルズやアメリカンフォークソングの後の18歳くらいから1~2年の間加山雄三のテレビやラジオばかり夢中で聴いていた。下の映画を観に言った時“アルプスの若大将”でスタントマンなしに滑るスキーの姿なんかにはもうイカレてしまった感じだった(笑)。ところが30年位経ってテレビに出て来る加山の歌の下手なこと、ちょっと聴いてられないなって感じたものだ。
スターチャンネルで映画の若大将シリーズをやっていたので4本くらいを観たのかな。小父さんが夢中だった彼って、いったい350万枚のレコード売上って”加山雄三現象”って何だったのかな?とボーっと観察していた。そうすると、水上スキーにサッカー、マラソンから柔道とエレキギターにウクレレにキーボード、ドラムにスキューバーダイビングにモーターボート・ヨットにセスナ機の操縦までもやっているじゃないか
なるほど、こんな背景にある彼のかっこ良さがレコード売上を押し上げたんだという結論に達した(笑)。ベンチャーズのエレキブームとも関係があると思う。
小父さんの記憶に間違いがなければ、彼は学生時代はプレスリーばかり歌っていたとテレビで言ってた。映画の中でか歌っていた“アイ・フィール・ソー・ファイン”“シェリー”“ブーメラン・ベイビー”の横文字の歌は、すべて作詞作曲だが、日本語の歌より声がよく出ていると思った。カッコいい!
今日録画を観て思ったことが10年前の感じたこととほぼ同一なので上に再掲した。当時はそのどの曲も必死でギターコードの練習を重ね、白銀の上では下手なスキーをやりながら加山雄三(85歳)になり切っていた!(笑)。
映画のクライマックスシーンは加山氏の本人の豪快なアルペンスキー競技だろうね。あとは若大将シリーズのお決まりのストーリーで青大将の田中邦衛氏(88歳没)のチャチャが入ったりしながら加山氏と星 由里子さん(74歳没)が最後に結ばれる。
私は、ビッグヒットを飛ばし続けた日本語の歌より下ほかの英語の歌の方は上手だと思うのだが・・・。
Boomerang Baby - Yuzo Kayama And The Launchers