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野球 イチローさん、指導者デビュー 「動き、シンプルな方がいい」 まず智弁和歌山高で3日間 / 毎日新聞

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 智弁和歌山高の選手に走塁技術の指導をするイチローさん=和歌山市で2020年12月4日(代表撮影) 

 
毎日新聞 2020年12月5日 東京朝刊
 プロ野球のオリックスや米大リーグのマリナーズなどで活躍したイチローさん(47)=本名・鈴木一朗=が、和歌山市の智弁和歌山高で野球部員を指導し、アマチュア指導者としてデビューした。イチローさんは高校生や大学生の指導に必要な「学生野球資格」を今年2月に回復して以来、指導するのは初めて。2日から同校で非常勤コーチとして練習に参加し、3日間にわたり指導した。

 智弁和歌山高は甲子園に春夏計38回出場し、春に1回、夏に2回優勝した強豪校。イチローさんは昨年12月に智弁和歌山高の教職員と草野球で対戦するなどの交流があり、今回の指導が実現。初日は選手の動きを観察し、2日目に直接指導を開始した。

打撃を披露するイチローさん(代表撮影) 
最終日の4日、イチローさんは「2日間、気を張っていたと思うけどリラックスしてやりましょう」と選手たちに声をかけて練習を開始。走塁指導では「なるべく動きはシンプルな方がいい。やらないといけないことが増えると野球は難しくなる」とアドバイス。盗塁についても「僕は(投手のクイックモーションの時間が)1・2秒台だと難しい。1・3秒以上ないと成功しない。スタートで全部決まる。50%の(成功)確率では盗塁は絶対にしない」と自らの体験談を語った。

フリー打撃では、今年のドラフト会議で日本ハムから4位指名を受けた細川凌平内野手(3年)と2人1組となり、交互に打撃を披露。防球ネットを越える“本塁打”も放ち、生徒たちからはどよめきが上がった。最後は生徒から花束をもらって記念撮影。イチローさんは「僕が伝えられることは、この3日間で伝えたので期待しています。頑張って」とエールを送った。

 細川は「夢のようで幸せな時間でした。明るく子どものように取り組んで、自分のこだわりを持っていた」と話し、新チームで4番を務める徳丸天晴外野手(2年)は「肩甲骨や上体の使い方を教えていただき、自分の中でも変わったのは良かった」と感謝した。【藤田健志】

  
 異色中の異色・超アスリート!もう野球で稼ぐ気なんかないんでしょうね(笑)。正に「我が道を行く」その道を究めた成功者なんでしょう。いや求道者と呼んだ方が当たっているのかな?テレビでもいろんな姿を見せてもらってきたが、性格的には案外難しい性格なんでしょう。しかし、そんな人生を歩けるのも超一流になったからこそなんでしょうね。今後ともイチローさんの生き方が気になりますね。

 ふとプロ野球の監督として3回日本一になった広岡達朗氏のベストセラー『意識革命のすすめ』を思い出した。氏の本を読むと「そんなことでは巨人に勝てない」の繰り返し。ビジネス書としても企業が取り上げたみたいだが野球へのストイックな取り組み方に似たものを感じます。

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