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Channel: 小父さんから
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映画『ガンジー』(Gandhi 1982年 英・インド・米) / NHKBSP

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1893年のイギリス領南アフリカ。列車の一等車に乗っていたイギリス領インド人の青年弁護士ガンジーは、被差別人種である有色人種であるがゆえに三等車に移るように白人の係員に指示されたものの、それを拒否したために列車から放り出されてしまう。
  

 11年前に一度観ていたが、intermission(途中休憩)もある190分の見応えのある作品だ。動員したエキストラは30万人を超え、1つの映画作品に動員したエキストラの最多記録としてギネス・ワールド・レコーズに認定だって。ほんのこの間まで「アメリカ・ファスト、トランプ・ファスト」ばかりを見せつけられていた小父さんにとっては、マハトマ・ガンディーが信じられないほど神に近い存在に映った。そうそう「マハトマ」とはは、サンスクリット語で「偉大な魂」を意味する言葉。「偉大」を意味する「マハー」と「魂」を意味する「アートマン」を合わせた意味だそうだ。無抵抗、非暴力、断食などなど何回逮捕、拘留されても淡々としている。

 トランプさんんも世界を変えたが?このガンジーこそが歴史を塗り替えた人だったんだね。イギリス領インドは1947年に「インド」(ヒンドゥー教徒)と「パキスタン」(ムスリム国家)それぞれ別の国家として独立させたが、この二つの宗教対立も大変なものだ。インドが落ち着きを取り戻した頃、ガンジーは夕べの祈りに出かけ民衆の中で、彼を敵視するヒンドゥー原理主義者ゴードセーに射殺されてしまう。

 Gandhi - Trailer (1982)


ストーリー(抜粋)
ガンジーは第一次世界大戦中の1915年に故郷インドに帰国して、イギリスの植民地支配下で抑圧されていた民衆から大歓迎され、また、ジャワハルラール・ネルーらが率いるインド独立を目指す「インド国民会議」に迎え入れられる。

ガンジーは知見を広めるためインド全土を旅し、やがてイギリスの植民地政府の暴力に対抗するために「非暴力」を掲げて抵抗を開始する。イギリス植民地政府はガンジーを数度に渡り逮捕するが、その都度民衆や新聞の猛抗議を受け彼を釈放する。勢い付いた民衆は各地で集会を開き非暴力運動を呼びかけるが、イギリス軍のダイヤー将軍は集会を排除するために民衆を虐殺し、アムリットサル事件を引き起こす。~Wikipedia

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