【路上感撮】足音はジムノペディ　/　産経フォト

巨大なジムノペディ　＝横浜市西区（萩原悠久人撮影）



巨大なジムノペディ　＝横浜市西区（萩原悠久人撮影）

産経フォト　2020.11.29 06:00
　もうすぐコンサートが始まる。そのワクワクを盛り上げるように音楽ホール前の床に巨大な楽譜が広がっていた。

　「横浜みなとみらいホール」（横浜市西区）の入り口に出現したアート作品「ＳＯＣＩＡＬ　ＨＡＲＭＯＮＹ（ソーシャル　ハーモニー）」。音符の上に立つとその音階の音が流れ、順番に踏んでいくとエリック・サティのジムノペディを奏でる。

　　

　サティ/ジムノペディ　第1番


　
巨大なジムノペディ　＝横浜市西区（萩原悠久人撮影）

　　制作したデザイン事務所「ＮＯＳＩＧＮＥＲ（ノザイナー）」の担当者は「音符の上に立つことで人々の間隔も保たれる。ソーシャルディスタンスを楽しめるようにしたかった」と話す。作品の展示は１２月３１日まで。　　　（写真報道局　萩原悠久人）
　　
　最高だね！ここを歩いてみたい。そしてつられて、スーっとコンサート会場に入って行ってしまいそう（笑）。

　実は12年前、最寄りの医師の紹介状を持って、総合病院に出向き朝の8時過ぎくらいから6～7時間待合で診察を待っていた時、ホールの自動ピアノからずっとこのピアノが繰り返し流れていた。そして即入院！そして7年後にテレビでこの曲の解説に出逢えて嬉しかったこと。思い出の曲なんだな。