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ディカプリオとキャメロン・ディアスの『ギャング・オブ・ニューヨーク』(Gangs of New York 2002年 米) / BSプレミアムシネマ

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あらすじ
19世紀初頭のアメリカ・ニューヨークでは、大飢饉に見舞われた故郷を離れ、アメリカン・ドリームを夢見たアイルランド人の移民達が毎日のように港から降り立っていた。しかし、貧しい彼らが住むことが出来たのは安アパートや売春宿の密集する混沌の町ファイブ・ポインツであり、そこは"ネイティブ・アメリカンズ"と名乗るアメリカ生まれの住人達の塒(ねぐら)であった。"ネイティブ・アメリカンズ"に対抗する為、アイルランド移民達は徒党を組み、"デッド・ラビッツ"という組織を作り上げた    
 1846年、"ネイティブ・アメリカンズ"と"デッド・ラビッツ"の抗争は熾烈を極め、ついにファイブ・ポインツの利権を賭けて最後の戦いが始まる。壮絶な戦いの末、"デッド・ラビッツ"のリーダーであり、少年・アムステルダムの父親でもあったヴァロン神父が"ネイティブ・アメリカンズ"のリーダー、ビル・ザ・ブッチャー(ダニエル・デイ=ルイス)に殺され、抗争は"ネイティブ・アメリカンズ"の勝利に終わった。アムステルダムも捉えられ、少年院に投獄されてしまう。監獄の中、アムステルダムは一人、ビル・ザ・ブッチャーへの復讐を誓った。

それから16年の月日が経った。成長したアムステルダム(レオナルド・ディカプリオ)は再びファイブ・ポインツへ帰ってきた。しかしそこは既に"ネイティブ・アメリカンズ"が牛耳る腐敗した町となっていた。アムステルダムは素性を隠し、"ネイティブ・アメリカンズ"へ入団する。やがて持ち前の才能と度胸でめきめきと頭角を現し、"ネイティブ・アメリカンズ"のリーダー、ビルにも一目置かれる存在へとなっていった。そんな中、アムステルダムは女スリ師のジェニー(キャメロン・ディアス)と運命的な出会いを果たす。互いに惹かれ合い始める二人であったが、ビルにアムステルダムの素性が知られてしまい、裏切り者の汚名を着せられ、私刑にあい、"ネイティブ・アメリカンズ"を追放させられてしまう。

ジェニーの制止を振り切り、アムステルダムは新生"デッド・ラビッツ"を結成し、ファイブ・ポインツを賭けた最後の戦いに挑む。しかしまさにその日、ニューヨークでは大規模なニューヨーク徴兵暴動が勃発。暴徒が荒れ狂い、陸海軍が暴徒に無差別攻撃を浴びせる地獄絵図の中、アムステルダムはビルと一対一の対決に臨む。~wiki

   Gangs of New York Trailer HD (2002)
 
  
   スコセッシ監督の映画に見入ったという印象だね。ニューヨークにもこんな時代があったんだ。ああ、ニューヨークは人種のるつぼって言うね~。まるでバイキング同士のような斧やナタを持って洋服での日本の戦国時代みたいな闘いの数々。火事場の消防夫までが縄場張り争いをやるんだから・・・。

小父さん的には米国史に思えた。Eテレで高校の歴史を見るのも好きだが、ドキュメンター形式のヨーロッパ史なんてとても興味深い。でも、この時代のアメリカの姿なんて初めて見たね。スコセッシ監督の「構想に30年を要した」作品だって。

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