これはいい!!小父さんは昭和22年生まれで西暦1947年なんだけど・・・自分が生まれた年以外はさっぱり分からない。それで、こうやってITに向かっている時には検索したらすぐ答えは出てくるが、インターネットがない時は分からないから会話している時だったら聞き流して考えようともしない。これはメモしておいたらその場でも計算できるね!そんな足し算が隠れていたとは今日の今日まで全く知らなかった!ちなみに、小父さんは若くはないのに西暦派だ(笑)。
毎日新聞 2019年4月8日 西部夕刊
5月に元号は令和となる。お年寄りに古い写真を見てもらい、説明することがあるが「元号と西暦のどちらを使いましょうか」と聞くと、圧倒的に元号派が多い。私が担当する投稿欄に自分史を寄せるお年寄りも9割以上が元号表記だ。
一方、大学で講義する機会があるが、元号より西暦に慣れていると言う学生が半数以上だ。それでも元号表記が必要になることが、これからもしばしばあるだろう。そこで、元号と西暦を素早く換算できることが大切だ。
私は学生に換算の鍵となる数字を教える。平成88、昭和25、大正11、明治67。「昭和20年は西暦で何年?」と問われれば、昭和の鍵の数字25を加えて45。西暦の下2桁が分かり、1945年となる。「平成20年は?」には88を加えて108。下2桁から2008年となる。
年配の方に取材をしていて元号が出てきた時に、頭の中で西暦へ換算できると世界の中での位置づけがしやすい。いちいちネットで確認していては話が途切れる。グローバル社会ではますます、素早い換算が必要になるだろう。ちなみに令和の鍵の数字は18だ。【松田幸三】