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映画『大統領の陰謀』(All the President's Men 1976年 米)/ BSプレミアム

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ダスティン・ホフマン(当時39歳)とロバート・レッドフォード(40歳) 
 
  この映画タイトルは、ぼんやりと覚えていてとても期待して見始めたが、はじまりは延々とワシントン・ポスト社内での取材のやり取り。4月3日に載せた『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』と一緒で背景や個人名がさっぱり分からず眠たくなってきた。

 面白くなって来たのは終わりの3分の1くらいだろうか?(笑)。何だか現在の米大統領選のロシア疑惑とか、日本の首相官邸をとりまく偽証とか隠ぺい工作を見ているようだった。

 ウォーターゲート事件に端を発してニクソン大統領が辞任したのが、1974年8月9日、遡ると1972年5月ニクソン訪ソによって米ソ協調体制が順調に進む、同年2月ニクソン訪中で米中の間対話ができて、ベトナム戦争の終わりが見えてきた時期なんだそうで大統領の成果が輝いて光を放っている最中での出来事。

 「1973年1月20日、再選を果たし、就任式で宣誓するニクソン大統領のテレビ中継が流れる中、ウッドワードとバーンスタイン両記者の打つタイプライターの音がワシントン・ポストの編集局に響く。」が映画の終わりのシーンだ。

 ワシントン・ポストも米国内での発行部数は66万部、USAトゥデイ(211万部)、ウォール・ストリート・ジャーナル(208万部)、ニューヨーク・タイムズ(103万部)、ロサンゼルス・タイムズ(72万部)に次いで第5位のようで最初に掲載された頃には、主幹のブラッドリーとワシントン・ポスト紙はニクソン政権から名指しで非難と冷笑を浴せられ、情報提供者にも証言を翻され、2人の記者は窮地に立たされてしまう。世間・一般市民の事件へ反応も薄かったとか。民主主義とか報道の自由って大切なものなんだね!

   

ウォーターゲート事件( Watergate scandal )を調査したワシントン・ポストの二人のジャーナリストの手記を元にしたドラマ。第49回アカデミー賞では8つのノミネーションを受け、4部門で受賞した。

ストーリー
1972年6月17日、首都ワシントンD.C.のウォーターゲートビルで働く警備員が建物のドアに奇妙なテープが貼られていることに気付き、ワシントンD.C.首都警察に通報。民主党全国委員会本部オフィスに侵入していた5人組の男は不法侵入の罪で逮捕された。

入社してまだ日が浅いワシントン・ポスト紙の社会部記者ボブ・ウッドワード(演:ロバート・レッドフォード)は、社会部長のハワード・ローゼンフェルド(演:ジャック・ウォーデン)から、民主党本部における不法侵入事件の法廷取材を命じられる。窃盗目的で押し入ったと思われていた容疑者たちの所持金が多額であった事と、所持品の中に無線機や35ミリカメラ等不可思議な物が含まれていたためである。予審が行われている裁判所に赴いたウッドワードは、共和党系の弁護士が傍聴に来ていることに不自然さを覚える。さらに容疑者のうちの1人、ジェームズ・W・マッコード・ジュニアが、CIAの警備官だったことを告白したとき、ウッドワードはこの事件が単なる物盗りの侵入事件ではないことを直感し、踏み込んだ取材を開始する。

一方、先輩記者カール・バーンスタイン(演:ダスティン・ホフマン)もこの不法侵入事件に興味を抱いていた。彼はウッドワードの書いた原稿を焦点が甘いと指摘し、推敲してみせる。ウッドワードは反発しつつもバーンスタインの手腕を認めざるをえなかった。2人の熱意を感じたローゼンフェルドは、ベテランの政治部記者に任せるべきだと主張する編集局長のハワード・シモンズ(演:マーティン・バルサム)を説得し、2人を担当記者にする。・・・・。~wiki


 大統領の陰謀 (1976) 予告編
 




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