この映画アカデミー賞で作品賞、監督賞(ミシェル・アザナヴィシウス)、主演男優賞(ジャン・デュジャルダン)を取ったので早速、神戸三宮まで出掛けたがイメージしていたものと違ったのか?ウトウトしながら観ていたことだけはよく覚えている(笑)。何日か前に放映されていたので録っていたが、あれから5年経って家でゆっくりと構えていると、なかなか凝っているなと感じた。字幕は出るが、無声映画で音楽と表情だけでのストーリー展開は、叙事詩に思えた!
ストーリー
1927年のハリウッド。サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは新人女優ペピー・ミラーと偶然出会い、「バラエティ誌」などから「あの子は誰?」と報道される。ペピーはまだHOLLYWOODLANDの看板のある時代の「キノグラフ撮影所」のエキストラで入って行き再会する。ジョージはペピーに「女優を目指すには個性が必要だ」と彼女に「つけぼくろ」を付けて印象とはどういうものかを示してやる。互いに惹かれ合うものを感じながらも、2人はそのまま何事もなく別れる。
1929年、映画界がサイレントからトーキーに急激に移り変わって行く中で、サイレント映画にこだわり続けたジョージは瞬く間にスターの座から陥落、落ちぶれて行く。一方、ペピーは時代の波に乗ってスターの座に駆け上がる。再会したが、契約されて同じ会社で働けるとペピーは楽しみにしていた。~wiki
The Artist - Opening Sequence (HD)