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ヒラリー・クリントンさん、中日新聞と徳島新聞と・・・。

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中日春秋4月14日中日新聞

引っ越した先で、子どもが外で遊びたがらない。どうも近所の子に、いじめられるらしい。さて母親としてどうするか。その母は四歳の娘にこんなふうに言ったそうだ

▼「もしあの子があなたをぶったら、ぶち返しなさい。わたしが許す。自分のことは自分で守るの。この家には臆病者を置いとく場所なんかないんだから」

▼肝っ玉母さんにそう言われ、肩を怒らせ出て行った女の子は「もう男の子とも遊べるよ」と勝ち誇った顔で戻ってきた。この少女こそ、米大統領を目指すと出馬宣言をしたヒラリー・クリントンさん(67)である(『リビング・ヒストリー』早川書房)

▼大統領夫人から上院議員、大統領選への初挑戦と敗北、国務長官としての日々。数々の疑惑で何度も袋叩(だた)きに遭ったが、倒れない。今回の再出馬宣言では「米国人はチャンピオン(擁護者)を必要としている。私がその擁護者になる」と語ったが、打たれ強さはチャンピオン級だ

▼百五十年前の四月に暗殺されたリンカーン大統領は、こんな言葉を残した。「任期を終える時にはただ一人の友人を除きすべての友を失う。残るのは心の中にいる友だけ…私はそんな覚悟で政権を運営したいのだ」

▼ファーストレディーとして大統領の絶望的な孤独を瞳に刻んだはずなのに、その座を目指す。その覚悟の前には、「女性で初」云々(うんぬん)という言葉も不要にみえる。



        
鳴潮 4月14日付徳島新聞

懸命に働いてきた女性がある時、ゴツンと頭を打つ。そこには、女性の昇進を阻む目に見えない“ガラスの天井”が…
 
 2008年の米大統領選。本命のヒラリー・クリントン氏が民主党の大統領候補指名レースで敗れた理由が、ガラスの天井だったかどうかは分からない。彼女に勝ったオバマ氏も、人種偏見という厚い壁に挑んだのだから。ハンディの大きさを比べても仕方があるまい
 
 「普通の米国人には擁護者が必要だ。私はその擁護者になりたい」。そう、ヒラリー氏が大統領選への再出馬を表明したと聞いて、7年前、デンバーで見た民主党大会を思い出した
 
 オバマ氏に敗れたクリントン氏の演説は力強かった。「私はオバマ氏の誇り高き支持者だ」と党の結束を訴えると、「ヒラリー」と書いたプレートが波のように揺れ、「ウイ・ラブ・ユー」という声援が飛んだ。どこにガラスの天井があるのだろうかと思うほどの熱気の中
 
 黒人大統領に続いて、初の女性大統領は誕生するだろうか。「バリッ」というガラスを突き破る音とともに、米国が新たなフロンティアを開拓するかどうか、今から楽しみである
 
 米大統領選では少しの失言やミスが命取りになる。民主党指名レース、それに勝てば大統領選と、メール問題も含めて彼女の行動が厳しくチェックされる。性別に関係なく。


  

 小父さんもヒラリーさんと同じ1947年生まれなんだな(笑)。日本の政治が今、全く面白くないのでしばらくはヒラリーさんの記事でも追っかけようかな?(笑)。reeさん、イジーさんの回りの評判はいかがですか?

 日曜日の時事問題バラエティーを観ていたら、もしヒラリー・クリントン大統領が誕生したら中国政策は全く変わりますよとキャスターが断言していました。


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